こんにちは！エコル・kiyoshiです。
週間予報では、今日から晴れるって言ってたのに！！またしばらくすっきりしない天気…という予報になってしまいました。

羊蹄山は見えたり見えなかったり。エコル周辺は今日も肌寒い一日でした。
そんな湿っぽい天気を喜んでいる生物がいます。それは…

きのこ！

エコル周辺のスギゴケの茂みの中に、今年もこのきのこが生え始めました。毎日すごい勢いで数を増やしています。
あいかわらず図鑑に出てこないので、食べられるかどうかはおろか、名前さえまだ分かりません。スギゴケの中に生える、という特殊な生育環境のため、どの程度研究されているのか、そもそも名前がついているのかどうかすら、怪しい気がします。
とてもいい匂いがして、愛嬌のあるきのこなんですけどねー。
ところで昨日は、倶知安町できのこの調査をしましたが、7月としては異例の、多数のきのこが記録されました。とてもここでは紹介し切れません。ただ、食べられるきのこが非常に少なかったのは残念です。
エコルの周辺で見られるのは、こんなのが。

キツネタケ。可愛いきのこです。とても小さくて、まだ食べたことはありませんが、おいしいきのこなんだそうです。

ダケカンバの根元に生えてました。少し古くなってしまったので、傘の色など、少しはっきりしないところもありますが、おそらくアワタケです。管孔部分が発達して、特徴的です。
ゴンドラの乗り場、足湯の辺りの芝生に、こんなのが。

ホコリタケ（ヒメホコリタケかもしれません）。エコルにこれの標本を置いてありますが、実物はやはりずっと可愛いです。成熟して、ホコリを吹くのが楽しみですね。
今年は雨ばっかりで、すっきり心地よい日、というのはまだ数えるほどしかありませんが、コケやきのこ達はこの天候を喜んでいるようです。そしてそれに惹かれるわたくしも、まんざらではありません（笑）。
ニセコにお越しのさいには、すっきりしない天気の野っ原の楽しみ方を、エコルでぜひ体験してみてください。