こんばんは!エコル担当kiyoshiです。
今日もいい天気。お客さんもたくさん来てくれました。
そんななか、テレビの取材もなんとかやりおおせました。
ほっとしています。
自然観察ツアーの申し込みもあり、なんだか今日は
慌ただしかったです。
今日はほぼ一日外にいたのに、写真があまり撮れなかったので、
子供たちに大人気の、実体顕微鏡の紹介をします。
ふつう、顕微鏡と言うと、見る対象を薄く切ったプレパラートって
やつを作んなきゃいけないのですが、エコルに置いてある「実体
顕微鏡」は一味違います。
見たいものをそのまんま、顕微鏡に乗せて、見ることが出来ます!
しかも、両目で。対象が立体的に見えるわけです!こりゃ面白い!
エコルに置いてある標本にはこんなのがあります。
エゾハルゼミの抜け殻とか、
ヤゴ(カラカネトンボ、エゾイトトンボ)の抜け殻とか。
エゾイトトンボの抜け殻は、小さくてすぐ風に飛ばされ
ちゃうので、ちょっとレアものです。
ミヤマキゴケの仲間。地衣類です。
菌類と藻類という二種類の微生物がタッグを組んで生きてます。
菌類は住処を、藻類は光合成で栄養を提供しています。
果ては南極から、熱帯雨林まで、地球上どこにでもすんでいます。
そんな最強な彼らでも、排気ガスには非常に弱くて、大気汚染の
指標になります。
そんなこんなを顕微鏡でのぞいてみたら、びっくりするような
精緻な世界がひろがっています。
今日一緒に歩いたこどもたちは、途中で拾ってきたイチゴの実や
ウサギの糞を顕微鏡で見ておお喜び!してました。
顕微鏡を見ながらスケッチすれば夏休みの自由研究にもピッタリ
なのでは…?
この写真では非常に判りづらいですが、淡いブルーの羽根をした、
クサカゲロウの一種をつかまえたので、今度顕微鏡で見るのが
楽しみです。へへへ。