2月3日(土)
24時間降雪22cm
積雪340cm 気温-12℃
風W8m/S 天候雪 雪質粉
本日のトップリフト始業点検は雪上車UP
私たちパトロールが各自で持っている無線機は
イヤホンで聞いているので外部には音が漏れません
なので、お客様の前で
誰と話してるの?みたいな状態で急に話し出したり
お客様との会話中に急に
「ちょっとスミマセン」と言って黙ったりする事があります
そういう時は無線に耳を傾けているときです
先日ケガ人が発生して
私が先発でキング第3リフトに飛び乗ると
海外からの男性のお客様と一緒になりました
乗車してすぐに無線が入り
私が「はい!」と本部の無線に向けて返事をすると
一緒に乗っていたその彼が(タイ人かな?)
私の「はい!」を「Hi!」という挨拶と勘違い
私の方に顔を向けて軽く手をあげて
「Hi!」と返事をするような形になってしまいました
そして、こっちが無線に耳を傾けて
ケガ人の情報を聞いている最中に重なるように何か話しかけてきます
私、手でちょっと待ってというゼスチャー
すると、そのお客様はリフトに揺られながら小さく鼻歌を…♪
だんだんボリュームアップ<♪♪・・・
大きな声で歌が始まりました(^O^)♪♪♪
キング第3リフトにはフードが付いているので余計に響いてしまい
無線の声が、かき消されそうに
「あの、、、ちょっと、、、」
必死に聞きながらで英語でてこず(;’∀’)汗
お客様は訳が分からず「え?」って顔でこちらを向き
そうなると静かになるので無線に集中すると
また大声で歌いだす始末(笑)
いよいよ無線の声が聞こえなくなり思わず早口で
「Be quiet.」
pleaseとかwould youとか付けるの忘れる(^-^;
お客様「え?」って顔で歌うのをやめて
不思議そうに「Oh…quiet…」うんうんと頷き静かになるが、、、
しばらくすると小さな声から、また歌が始まり…♪
気づけば歌はフードの中で楽し気に響き渡っていました(笑)
その頃には無線の交信も終わっていて
ケガ人をリフトから見える範囲で探していくのですが
その楽しげで大きな歌声を聞きながらキョロキョロしている自分
そして、その歌声の主であるお客様との
まるでコントのようなやり取りに何だか笑えてきて
先発は、いつもとても緊張してドキドキしてしまうのですが
少し肩の力が抜けて冷静になれたような気がします
無事にケガ人を見つけることができました
お客様、失礼いたしました