この時期不思議なもので雨の後には、決まって天気が荒れ模様になります。自然のサイクル・・のようなものなんでしょうね。ありのままに受け入れるしかありませんね。

 荒れた天気になりましたが、グランヒラフは幸いにも、ゴンドラ、Ｃ４など主要幹線は運行ができましたから、ヨシと私は思っています。もっとも、お客様にとっては、も少しなんとかねぇ・・と思うところだと思います。

　多分、昨晩の天気回復祈願の「量」が足りなかったのでしょう。反省していますって、飲めばいいってもんじゃあありませんがね。

　さて、過日の日記で紹介しています、町内の小学生の皆さんが作成した手作りガイドブック。先日、先生が少しまとまった部数を届けてくださいました。昨年同様に先着順、お一人様一冊(部数に限りあるので、グループであってもスイマセンが一冊で)差し上げます。

　一枚一枚のページに子供たちならではの視線が楽しく、そして本当に心温まります。

　その昔、南極越冬隊の隊員の皆さんに基地暮らしの中でどんな言葉が最も印象に残ったかを聞いたところ、ほとんどの隊員の皆さんは、遥か遠く日本の家族からの便りの中、ご自身の奥様からの言葉「あなた」という言葉を挙げたそうです。

　あなたの呼びかけには、夫の留守を守り遠い故郷からご主人の身の安全を願う妻の万感の思いが隊員に伝わるのだと思います。

　便箋に書かれている、あなた・・という呼びかけ、ひとつひとつにきっと愛しい妻の顔が浮かんだことと思います。いい響きですよね。言われてみたい、あなた、って。哀しい我が同胞は、いつまでもコノ見果てぬ夢、あなた、と呼ばれたいの幻想を追い求めているのかもしれません。

　まぁ、いずれにしても、手書き作成には温かみ溢れていますので、ご所望の方はお声かけください。

　皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。来る新年も皆様にとりまして最良の一年でありますよう、これから益々良くなるニセコの天気同様に心からお祈りしています。

センターカウンター係に、小学生の手作りガイドブック希望とお伝えしてください。