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昭和40年の動画

2007年12月03日

 順調にコンディションが上向きに進行しています。ゲレンデの皆様、本当に気持ちよさそうに滑っています。
 現代社会は、携帯電話で動画も撮影でき、特別な機材を必要とせずに容易に記録ができます。でも、1965年、昭和40年当時は考えるに、動画撮影なんって、一般にはウルトラ特別のような気がします。


 昨日の日記で、O教授のお話しを紹介しましたが、私が保存している「昭和40年のひらふスキー場」の動画の事をO教授に話しましたら、是非とも観たい。と言うことになり、昨晩、保存しているビデオテープから、やっと探し出し暫くぶりで一人鑑賞会をしたのです。
 この動画は、現在のエースサイドがオープンした年、昭和40年にその会社で撮影されていた記録8mmフィルムをビデオテープに変換したものでした。10分程度の内容は、全く別世界に飛び込んだ錯覚を起こさせます。ひらふ坂を上がって来るバスの行き先表示は「スキー場」とだけ表示されています。
 東山、アンヌプリのスキー場がまだ出来るズッと前だけではなく、ひらふ駅までの道から東山方面の道路は除雪されていなく、冬期間閉鎖なのでした。故に、スキー場はオンリーひらふ。迷わなくって助かる時代だったのですね。
 第一駐車場(当時はその名称ではなかったのでしょうね。だって、現在の広い駐車場は、雪が降り積もり放題状態で、かろうじて、バスからの乗降が可能な範囲を、見る限り自然に踏み固めた状態)越しにチラット、高原ロッヂが見えます(ロッヂと呼んでいたか、ヒュッテかハッキリとしないのですが)
 エース馬の背付近に一本だけ架かったリフトの終点から撮影されている、ひらふ坂周辺には、ほとんど建物が見えません。
 滑っている方全員がスキーヤーです。そのファッションも当時を懐かしめる「ヤッケ」そして、スキーパンツに至っては、細く下がスキー靴の中に入る仕様です。私たちが小学校の頃は、このスキーパンツの横に白いラインが入ったシロモノが流行り、鼻タレ小僧の憧れの的でした。
 スキー場は大きく進化し続けていますが、このテープにも映っている、羊蹄山の山構えは、さすがの貫禄があります。
 ♪ 山はしろがね、朝日を浴びて滑るスキーの・・・どんなに時は経ってもスノーワールドの魅力は、コノ、山はしろがねの歌詞に尽きるのではないのかと、昨晩テープ鑑賞して思いました。
 にしても、早く満足いくまで、滑りてぇーーー