Snow & Wind Discover life in nature

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Snow Photo: ©︎aaron_jamieson_

雪の季節から風の季節へ、
ニセコで暮らすように旅する

Discover life in nature

ニセコへ旅をする。
春に芽吹く花々、
夏の山から吹く涼やかな風、
秋の山々の紅葉、
冬はパウダースノーが舞い降りる。
広大な自然の中で、
日本が誇る四季をこんなにも美しく感じる。

風景を眺めるだけでなく、
その風景で暮らす人々との出会いと、
その文化や感性を通して、
自然と共に生きる喜びを知る
特別な体験が待っている。

訪れるたびに積み重なる時間が、
自然や人々とのつながりを深めていく。
やがて、この場所が
あなたの第二の故郷になるように。

ニセコへ旅をする。
自然と暮らすように旅をする。

Nature

Photo: ©︎aaron_jamieson_

Photo: ©︎toshi_pander

一年を通して
豊かな表情を見せてくれるニセコ。
はるか昔から続く自然の営みが織りなす
悠々とした時間が迎えてくれる。
雪景色だけではない、
四季折々の情景を訪れよう。

Nature

01

色鮮やかに
移ろう季節

訪れる時期によって、
まったく違う姿で迎えてくれるニセコの自然。
冬と夏の気温差が季節にくっきりとした輪郭を持たせ、
日本らしい四季折々の表情で魅了する。

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一気に色めく春

日が長くなり厳しかった寒さが和らぐにつれ、ニセコにも春の気配が訪れる。真っ白だった風景は雪解けと共に一変、雪の下に隠れていた草花が息吹き、大地は生命の輝きに彩られる。

鏡 沼

この時期だけの楽しみが、残雪と新緑の色彩のコントラスト。「鏡沼」では、山並みに残る雪を眺めながら、咲き誇る高山植物を探索できる。

三島さんの芝ざくら庭園

三島さんがご好意で一般開放している「三島さんの芝ざくら庭園」は、5月下旬〜6月上旬が見頃。約4000平方メートルの敷地一面をピンク色の絨毯が埋め尽くす。

緑あふれる夏

昼間も涼しく湿気が少ないニセコの夏は、避暑に最適なシーズン。短い夏を謳歌するように自然はより活発さを増し、爽やかな気候と共に訪れる人々の冒険心を誘う。

積 丹

ニセコから1時間半ほど車を走らせると、驚くほど青く澄んだ「積丹」の海が迎えてくれる。夏の陽差しに輝く積丹ブルーと奇岩が魅せる絶景は、一見の価値あり。

ニセコアンヌプリ

冬の間スキーヤーたちを楽しませた「ニセコアンヌプリ」の風景も、白から緑へと一変。心地よい風に吹かれて草木がきらめく高原風景が広がる。

染まりゆく秋

短い夏が終わると、本州よりひと足早く9月下旬頃から紅葉がはじまる。自然との距離が近いため少し歩くだけで静寂に包まれ、深まる秋を心ゆくまで堪能できる。

半月湖

火山活動の影響で半月の形になったとされる「半月湖」の湖畔へは、駐車場から徒歩で15分。黄や赤に染まる木々が湖面に映る幻想的な風景を散策できる。

ニセコパノラマライン

ニセコと岩内をつなぐ「ニセコパノラマライン」。変化に富んだ地形をドライブしながら、ニセコ連峰の紅葉を楽しめる。

純白に覆われる冬

気温がぐんと下がり初雪が観測されると、本格的な冬もすぐそこ。毎日のようにパウダースノーが降り続き、一面真っ白な銀世界と化す。

羊蹄山

ニセコを象徴する「羊蹄山」も雪化粧。向かいのゲレンデ頂上からは、裾野に銀世界が広がる絶景が眺められる。

洞爺湖

日本国内で3番目に大きなカルデラ湖である「洞爺湖」。中央に浮かぶ中島には雪が降り積もり、その神秘的な姿が澄んだ湖面に映り込む。

Nature

02

海と山をめぐる
水の旅

世界中から訪れるスキーヤーを魅了して止まない
パウダースノー。そして大地に降り注ぐ雨。
その恵みは、山を潤し、川へと流れ、
やがて海へと還ってゆく。

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地形や周辺環境が
もたらす降雪量

年間降雪量が15mにも及ぶニセコは、世界でもトップレベルの豪雪地帯。シベリア大陸からの強い寒気が、日本海で温かな対馬海流の水蒸気を吸収しながら雪雲を形成。その湿った空気がニセコ連峰にぶつかり、山肌を上昇しながら冷やされ、大量の雪となり降り積もる。

豊富な降雪量と寒冷な気候がもたらすパウダースノー。水分量が少ないため非常に軽く、歩くだけで舞い上がるほどふわふわ。

昨シーズンは、2023年12月から2024年1月にかけて26日連続で降雪を確認。

数十年かけて
磨かれた水

冬の間に降り積もった雪は、自然環境にとっても欠かせない水資源となる。とくに羊蹄山は名水の里とも呼ばれ、雨や雪が溶岩や火山灰の中に染みわたり、何十年もの歳月をかけて地下に浸透し、濾過。 標高約250メートルにある溶岩と粘土層の境目あたりで地表に湧き出る。

カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が程よく溶け込んだ湧水は、 年間を通して水温が一定でまろやかな超軟水。

京極町の「ふきだし公園」は、最も有名な湧水スポット。 国内でもトップクラスの1日当たり約8万トンの湧水量を誇る。

湧水を集めて流れ、
日本海へ

フレ岳に源を持つ尻別川。アイヌ語の「シリ・ペッ(山に沿って下る・川)」が由来ともされ、羊蹄山の山沿いを湧出する豊富な水を集めながら倶知安町を通り、やがて日本海へ。その水は再び雪となり、ニセコの山へ降り積もる。

国土交通省が認定する「清流日本一」に計7回輝くなど、「尻別川」の透明度と水質は国内トップレベル。

良好な河川環境は多種多様な魚を育む。雪解け水で鍛えられたニジマスは地元の釣り人にも人気。

People

自然に抱かれ、その恵みを享受しながら、
ニセコで暮らし働く人に
ライフスタイルについてインタビュー。
住んでいるからこそ感じる魅力、
ローカルおすすめのスポットなど、
旅を楽しむヒントを教えてくれる。

People

01

自然を消費せずに
楽しむ

古市 竜太 さん

マウンテンガイド・コヨーテ代表 /
ニセコ羊蹄山岳会代表

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Interviewee Profile

古市 竜太 さん

マウンテンガイド・コヨーテ代表 / ニセコ羊蹄山岳会代表

千葉県出身。大学卒業後、北海道旭川市の企業に就職。転勤を機に倶知安町に移り住み、後にガイドの道へ。マウンテンガイド・コヨーテを立ち上げ、夏は登山、冬はバックカントリースキーなどのガイドとして活動。2015年よりニセコ羊蹄山岳会代表。

自然を求めて
北海道で就職。
倶知安でガイドの道へ

― ご出身は千葉県なのですね。

千葉県八千代市です。祖父の影響で子どもの頃から自然とふれあう機会が多く、自然が多い場所を求めて旭川市の農業関係の会社に就職しました。その後転勤で倶知安町に来たのですが気に入ってしまい、退職して数年間はアウトドアガイド会社に所属してガイドを務め、2006年にマウンテンガイド・コヨーテの前身となる事業を立ち上げました。

― ニセコのどんなところが気に入ったのでしょうか?

羊蹄山をはじめ山のある風景にまず魅せられました。会社員のままでいると他の場所へ転勤になる可能性もあり、住みたい場所に住めない。それなら脱サラして自然が近い場所でガイドになろうと。実家が本州なので他の土地も見て回ったのですが、ニセコがいいなと改めて感じ、ここではじめることにしました。

― 休日はどのように過ごしていますか?

子どもの頃から縄文の精神性のようなものに親近感を抱いていて、世界文化遺産にも登録された北東北と北海道の縄文遺跡群を訪れたり、縄文野焼きのイベントに参加したり、妻も縄文が好きなので一緒に探究を楽しんでいます。縄文の文化に現代のテクノロジーを組み合わせた生活が理想で、畑で野菜をつくり、ソーラー発電で電気をつくり、できる範囲で自給しながら自然環境への負担を減らす暮らしを試みています。

持続可能な観光を
目指して

― 山岳ガイドになろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

自然というフィールドにみんなが参加する場づくりをしたかったんです。その方法としてガイドがいいかなということではじめました。登山やスキーを通して自然を知り、好きになってもらえたら、それを護ろうという気持ちにもつながるのではないかと思っています。

― ガイドを付ける良さはどんなところでしょうか?

個人で周るとコースタイムくらいしか尺度がなかったり、案外視野が狭くなりがち。ガイドを付けることで、自分では気づけないような発見があり、登山を立体的に楽しむことができます。ニセコのガイドたちはそれぞれ得意分野が異なるので、どのガイドと歩くかでぜんぜん違った登山になるはずです。

― 自然と深く関わるお仕事ですが、心がけていることはありますか?

登山もスキーも全ては自然がないとできない、自然が源泉のもの。持続可能な観光を目指して、自然資産を減らさないための活動をしています。美しい山々もトレイルがなければ、登山をする人にとっては存在しないも同然。燃料や道具を背負って登山道を整備する活動を続けています。その他にも、生態系に影響を与えてしまう恐れのある外来種の除去活動を行なっています。

山を知り尽くした
プロが
おすすめする
コースは?

― ニセコの魅力はどんなところでしょうか?

実家が本州なので、アプローチしやすいところがいいですね。千歳空港までも2時間半で行けます。暮らしのすぐそばに一級の自然が存在しているというのも奇跡。山も川も湖も思い立ったらすぐ行ける距離にあるので、仕事の前にスキーを1本滑って出社する方も多いです。
とくに羊蹄山やアンヌプリ山系の高層湿原は、国内でも貴重な自然環境が残る場所。自然には、一度植生が失われると元に戻らない脆弱な自然と元に戻る自然の2種類があり、山頂部や湿原は前者。そして脆弱な自然ほど美しい景観を見せてくれます。

― ニセコに来たご友人をガイドするならどこへ案内しますか?

健脚な人なら、小屋泊で羊蹄山です。高く登るほど展望が広がり、海まで見渡すことができます。1日目は9合目の避難小屋まで行き、日本海に沈んでいく夕陽を眺めながら温かい汁物とごはんで夕食。暗くなり運が良ければ、夜の海に浮かぶイカ釣り漁船の漁火まで臨めます。
小屋泊はちょっと難易度が高いという方なら、神仙沼、長沼を通るチセヌプリ軽登山も岩登りなどコースにバリエーションがあって楽しめます。

Contact

マウンテンガイド・コヨーテ
〒044-0004 北海道虻田郡倶知安町北4条東8丁目21−5
https://www.mg-coyote.com/

※この記事は2024年11月時点の情報に基づいて作成しています。

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02

ニセコをゲストの
第二の故郷に

二川原 康平 さん

ペンショングラン・パパ オーナー /
倶知安観光協会会長

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Interviewee Profile

二川原 康平 さん

ペンショングラン・パパ オーナー / 倶知安観光協会会長

北海道札幌市出身。4歳からニセコで育つ。学生時代からアルペンスキー選手として活躍し、ドイツ留学も経験。札幌市での大学進学、旅行会社勤務を経てニセコに戻り、ペンショングラン・パパを父から引き継ぐ。2024年5月より倶知安観光協会会長。南北海道の広葉樹を使用したクラフトスキー Tief Powder Ski代表。

ニセコの
移り変わりと共に

― 子どもの頃のニセコはどんなところでしたか?

昔この辺りはペンション街だったんです。現在はコンドミニアムや別荘が増えて、ペンションは当時の10分の1くらいに減ってしまいました。グラン・パパは建物もオープン当時のまま。ここだけが変わらず、周りの風景はガラッと変わりました。

― 一旦は就職されて、いつかはペンションを継ぐと決めていたのでしょうか?

当初戻る予定はありませんでした。札幌市の旅行会社に勤務していたのですが、休みになるとニセコに戻ってスキーのインストラクターをしていたんです。学生時代にやっていたアルペンスキーは氷に近いような雪で行われるので、ニセコのパウダースノーをちゃんと滑ったのもこの頃。雪質も良いしバックカントリーもできる、スキーを楽しむ環境が整っている点に魅力を感じてはいました。ちらほらと外国からのお客さまが来はじめた頃で、彼らが言うには「ニセコはこれからすごいことになる」と。もしかしたら可能性があるかもしれないと、ペンション経営を継ぐことに決めました。

― 国際的なスキーリゾートになることを早くから予想していたのですね。

そうですね。確信まではいきませんが…… ドイツに留学していたおかげで語学もできましたし、前職が旅行会社だったので、情報も得やすかったですし動きも割と早かったと思います。
WEBサイトも一から自分で制作するなど、今後増えてくる外国からのお客さまを想定して経営の仕方を切り替えました。夜は外食する方が多いので、本場スイスのチーズとニセコのポテトスターチを合わせたオリジナルのチーズフォンデューを楽しめるレストランもはじめました。

理想の板を求め、
クラフトスキー
メーカーをスタート

― スキーで全国大会へ出場した経験もあるとうかがいました。

学生時代は、アルペンスキーで国内外の大会に遠征していました。引退した後もスキー雑誌やポスターのモデル活動をするなど、スキーがある生活をずっとしています。
ニセコに戻ってからのシーズン中はペンション経営があるので、お客さまをスキー場へ送迎したら雪のコンディションが良ければ自分も1本滑って戻ってくるというのが日課になっています。忙しい冬が終わった後、春に開催されるローカルのスキーレースも楽しみのひとつです。

― Tief Powder Skiはどういった経緯でスタートしたのでしょうか?

ニセコのようなパウダースノーに適しているとされるロッカースキーですが、ターンの際安定感に欠けるという弱点があります。ロッカーではないナチュラルな板で、カービングと深雪スキーを両立した板があればいいのにと思っていました。コロナ禍で時間ができたタイミングで、自分で作ってみようと思い立ち工場にコンセプトを伝えたところ「できるよ」と言ってもらえ、実現に向け動きはじめました。この地域のダケカンバや栓の木を芯材に使用し、リアルな木目を活かしているため、ひとつとして同じものがない点も魅力です。

― どういった方がお求めになるのでしょうか?

尖ったコンセプトの板なので、一気に広めるというよりもコアな層に喜んでもらえたらと思っています。グラン・パパでもレンタルでお試しいただけるのですが、オーナーが板を作っている宿なんてなかなかない。マニアックなお客さまも多いですし、私自身もそういったスキーヤーたちとの会話を楽しみにしています。

観光と地域をつなぎ、
ニセコをゲストの第二の故郷に

― 観光協会の会長としては、どういった業務があるのでしょうか?

就任直後は、関係各所への挨拶まわりでとくに忙しかったですね。観光施策についてのアイデアを持ち寄ってメンバーと協議するなど、これからのニセコのために頭と体をめぐらせる日々。長期で滞在されるお客さまが多いので、最近はそういった方たちが集える場や地域に参加できる場をつくれないかと考えています。ただの観光地ではなく第二の故郷のような存在になれないかと、ニセコならではの価値の可能性を探っています。

― ペンション経営、クラフトスキー、観光協会とお忙しそうですが、日々の楽しみはありますか?

つまみを作ってワインを飲むことがささやかな楽しみです。冬はペンションが忙しく凝ったものは作れないので、レストランでメインでお出ししているチーズフォンデューが定番。夏は釣った魚をアクアパッツァにして白ワインと。同業の友人たちと集まることも多いです。

― ニセコにご友人が来たらどこへ案内しますか?

夏の楽しみでもある釣りやカヤックですね。弁慶岬までカヤックで行くと、ヒラメやソイなどのロックフィッシュがよく釣れるんです。雪解け水が流れ込む雪代の時期の尻別川もおすすめ。冷たい水に鍛えられたニジマスは引きが強く、地元の釣り人にも人気です。野菜もその時期その時期で旬のものが出回るので、ニセコに来たらぜひ味わって帰って欲しいです。

Contact

ペンショングラン・パパ
〒044-0089 北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ2条1丁目16−54
https://grandpapa.co.jp/

※この記事は2024年11月時点の情報に基づいて作成しています。

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03

人と人をつなぐ
美味しい時間

渡邊 千亜希 さん

株式会社SWELL 取締役

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渡邊 千亜希 さん

株式会社SWELL 取締役

東京都出身。成人後、オーストラリアやドイツなど語学留学をしながら様々な土地を旅し、2018年にニセコ町へ移住。2022年よりCucina italiana Santoを営む(株)SWELL 取締役。Santoでは、運営及び接客を担当する。

人と自然に導かれて
ニセコに移住

― ニセコに移住するきっかけは何だったのでしょうか?

東京に住んでいたのですが、20代の頃からワーキングホリデーで海外へ行くようになり、都会より自然が近いところが自分には合っているなとは感じていました。ただニセコに住むに至ったのは、コレといったきっかけがあるわけではないんです。最初に滞在したのは10年ほど前で、ワンシーズンだけアルバイトをしました。その後も機会があり冬のニセコを楽しんでいたところ、ニセコ在住の友人から「夏もいいからこのまま住みなよ」と言われ、四季を通じて滞在するようになり、気がつけば今に至ります。

― Santoで働くようになったのはいつからですか?

Santoの前身であるSWELLの頃、知人でもあった当時のSWELLオーナーに私にぴったりだからと勧められてアルバイトとして入りました。お店の雰囲気を変えたいという思いがあったようです。SWELLは倶知安町の街中にあったのですが建物が老朽化で取り壊されることになり、2022年に現在の場所へ移転するタイミングで法人化しました。シェフの渡邊と公私共にパートナーとなったのもこの頃です。Santoではサービスや予約の管理など、料理以外のあらゆることを担当しています。

― 自然に囲まれた素敵な場所ですよね。

ここにいるだけで季節を感じられますし、ほんとうにいい場所が見つかったなと思います。昨日まで何もなかったのに出社したら一面にたんぽぽが咲いていたり、夏には青々としていた葉っぱが紅葉し、落ちて冬の訪れを教えてくれる。移り変わる風景を眺めるだけで癒されます。
ただ冬の自然はときに厳しいので、無理をしないということも学びました。天気が悪ければプランを諦めるし、お店に関することでもやむを得ない状況をお客さまにご説明し変更させてもらうこともあります。

国籍も職業も関係なく、
お客さまみんなが
ファミリー

― どのようなサービスを心がけていますか?

来てくれたお客さまは国籍や職業も関係なくみんな一緒、Santoのファミリー。いかに楽しい気分で帰ってもらえるかということを考えて接客させてもらっています。スタッフとお客さまの距離も近いですし、違うテーブルにいたお客さま同士が仲良くなったりという光景もよくあります。ありがたいことに常連さまも多いですね。

― Santoの魅力はどんなところでしょうか?

まず賄いがとびきり美味しいこと。そして、普通に生活していたのでは出会えないような人たちと交流できることです。いろいろな国からやってきて、それぞれの人生がある。ここまで多様な人たちが集まっている場所は、日本でもニセコだけではないでしょうか。そういった様々なバックグラウンドを持つお客さまに、「このお店最高だよ」「美味しかったからまた来たよ」と言ってもらえた時がいちばん幸せです。

― 内装の雰囲気もとても素敵ですよね。

ありがとうございます。イタリアらしい色使いのインテリアが好きなので、派手なのに居心地いい空間というのを目指しています。私たちの友人の中に塗装業や大工をしている方がいるので、微妙な色合いなどイメージを伝えて形にしてもらいました。ワインセラーも友人作ですし、いまのSantoがあるのはここで出会った人たちのおかげです。

同業者とつながり、
ニセコを食で盛り上げる

― 地元がニセコの方との交流もありますか?

地域で食関係を営む仲間たちとSantoの庭でお祭りを開催したり、ニセコのイベントとしてフードフェスティバルができたらいいねと話をもらって交流も兼ねてのBBQに招待していただいたり。ニセコで昔からお店をやっている方も、私たちのように移住してお店を開いた方もいますが、垣根のようなものもなく、一緒に盛り上げていこうという雰囲気があります。

― 休日にはご友人や仲間と過ごすことが多いのでしょうか?

小樽やニセコ近辺でも開催されるワインの試飲会に参加したり、何かと交流の場にいることが多いかもしれません。音楽好きな人が多く、音楽関係のパーティなどのイベントで自然と輪が広がっています。またニセコは温泉が豊富でそれぞれ泉質も違うため、湯めぐりも楽しみのひとつ。お気に入りの温泉で友人とばったりなんていうことも良くあります。

― ニセコにご友人が来たらどこへ案内しますか?

私自身も動物が好きなので、午前中はダチョウ牧場と木嶋牧場をはしごして動物たちに癒され、Santoと同じ敷地にあるハックルベリーファームで飼われているポニーのくーちゃんにもご挨拶。地元でも大人気の食彩中華シェイシェイでランチをしたら、春夏は友人の武田屋ラフティングで川下り、秋冬はスノーボートやそり滑りを楽しみます。

Contact

Cucina italiana Santo
〒044-0078 北海道虻田郡倶知安町樺山259
https://cucinaitalianaswell.com/

※この記事は2024年11月時点の情報に基づいて作成しています。

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04

畑から羽ばたく
ニセコ名物

中村 大佑 さん

ニセコテイスティ代表

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中村 大佑 さん

ニセコテイスティ代表

北海道石狩市出身。大学卒業後、神奈川県の半導体メーカーにエンジニアとして就職。退社後、3年ほど海外や日本国内を放浪した後、ニセコ町に移住。地域おこし協力隊として農政課に配属。2021年に新規就農し、ニセコテイスティ代表を務める。

地域と人とのご縁がつながり
ニセコで就農

― エンジニアからなぜ農家になろうと思ったのですか?

半導体エンジニアだった頃は、仕事で1年の半分くらい海外へ行くような生活でした。地に足がついていない感じというか、何十年もこの生活は続けられないなと。退職して、ワーキングホリデーでオーストラリアのバナナ農園で働いていた時に、生きる糧になるものを一からつくる唯一無二の仕事だなと、農業に興味を持ったのはその時です。それから数年してニセコに移住する際には、農業をやろうと決めていました。

― ニセコに移住したきっかけは何だったのでしょうか?

海外から帰国した後、石狩から九州までヒッチハイクをしたのですが、出発して割と最初の頃にニセコに立ち寄りました。羊蹄山がどーんとあるこの風景に圧倒されてしまって。その後も日本各地の素晴らしといわれる場所をめぐったものの、結局ニセコが忘れられずに移住することに決めました。最初の1年は隣にある真狩村の農家さんで住み込みのアルバイトをし、その後ニセコ町の地域おこし協力隊として農政課に配属され、農家さんたちのお手伝いをしながら学ばせてもらいました。

― 就農はハードルが高い印象がありますが、順調に進んだのでしょうか?

協力隊を卒業したら就農したいとは思っていたのですが、畑がないと農業ははじめられません。そんな折にご縁があって土地の持ち主である遠藤さんと知り合い、農業をしたいと話したところ遊休予定だったこの土地を譲ると言ってくれたんです。出会って間もない、親戚でもニセコ出身でもない僕に大切な土地をバトンタッチしてくれるなんて、本当にありがたいこと。地域おこし協力隊での経験や実績を買ってもらえ、無事に就農できました。

いつかニセコを
代表するお土産に

― ニセコテイスティではどんな作物を栽培しているのでしょうか?

主に、ミニトマト、スイカ、サツマイモです。北海道の芋といえばじゃがいもが特産ですが、昨今の気候の変化を受けて北海道が新たに推奨する農作物の中にサツマイモがあります。じゃがいもと違ってサツマイモ栽培は機械化できないため手間がかかりますし、糖度を高めるためには収穫後も寝かせる必要があり時間もかかります。

― 手間暇かけたサツマイモがほし芋になるのですね

野菜は料理しないと食べられないので、買ってすぐに食べられるものを作りたくてほし芋への加工をはじめました。遠藤さんが切り干し大根に使っていた乾燥機を残してくれていたのも運が良かった。閑散期にあたる冬の間は、ひたすらほし芋を作っています。ニセコに来たらニセコテイスティのほし芋だよねとみんなに認識してもらえるような、ニセコ土産にしたいという野望を密かに抱いています。

― 自然や気候に左右されるお仕事かと思いますが、大変なことはありますか?

サツマイモは収穫前に大雨が降ると水分が増えて味が薄まってしまうので、収穫時期の気候は気になります。ただ思い浮かぶのはそれくらいで、実はそれほど大変じゃないというのが正直なところ。農業の大敵である台風が来ても山間なので雨風の被害をそれほど受けずに済むことも多いですし、環境の恩恵を感じます。

世界にも負けない山並みを
毎日眺められる幸せ

― ニセコでの暮らしはいかがですか?

ネパールやパタゴニアなど海外で見た名だたる山並みの眺めも素晴らしかったけれど、ニセコの羊蹄山や周囲の山々もまったく負けていない。この風景を日々見られるだけで幸せです。日の出前に家を出るようにしているのですが、畑は朝日と羊蹄山を眺められる最高のビュースポット。毎日眺めていると太陽が昇る位置が少しずつ移動するんです。年に一度だけ頂上から朝日が昇る光景も見られます。

― ニセコにご友人が来たらどこへ案内しますか?

都会からの友人も多いので、ニセコが初めてなら北海道らしい場所へ案内することが多いですね。まずは高橋牧場で、牧草ロールの上で山並みをバックに写真を撮り、ソフトクリームを食べてという王道コースをしてもらって。新しくできたジップラインは、僕もまだ行けてないので気になります。ニセコは海も近く海鮮系が新鮮で美味しいので、近場なら鮨 花吉さん、少し足をのばした神恵内村にある有名人もお忍びで来るというお寿司屋さんもおすすめです。

Contact

ニセコテイスティ
〒048-1544 北海道虻田郡ニセコ町元町95−4
https://www.instagram.com/niseko_tasty/

※この記事は2024年11月時点の情報に基づいて作成しています。

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05

誰もが
アウトドアスポーツを
楽しめるように

辰己 博実 さん

パラアスリート / チェアスノーボーダー /
Youtei outdoor代表

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辰己 博実 さん

パラアスリート / チェアスノーボーダー / Youtei outdoor代表

徳島県出身。2003年に二セコに移り住み、アウトドアスポーツを楽しみながらガイド業をはじめる。2008年にスノーボード中の事故により脊髄を損傷し下半身不随となるが、カヤックやチェアスキー・スノーボードに挑戦。2011年、奥様と二人でYouteiOutdoorをはじめる。2児の父。

やりたいからやってみる、
の繰り返し

― 怪我をした後もアウトドアスポーツに挑戦しようと思えたのはなぜでしょうか?

下半身不随と聞いて最初は落ち込んだのですが、怪我をしたことで今までやってきたことができなくなるのがすごく嫌だったんですよね。車椅子があれば移動ができるし生活もできるということがわかり、それなら今までしていたこともできるんじゃないかと。
ニセコでは、生活にもアウトドアスポーツにも車が欠かせないですから。手動運転装置付きの車で運転できるということも励みになりました。

― すぐ再開したのですか?

退院したのがちょうど夏だったので、まずカヤックに挑戦しました。カヤックは座った姿勢で漕ぐので、下半身が動かなくてもできるかもしれないと。それまで経験もあったので徐々にコツもつかめ、乗れるようになりました。
その冬にはチェアスキーもはじめたのですが、今まで楽しんでいたスノーボードとはフィーリングの部分で違う。下半身不随で雪の上を滑る選択肢はチェアスキーのみだったので、世の中にないなら作るしかないと。GENTEMSTICKの玉井太郎さんに相談して、一緒にチェアスノーボードの開発をさせてもらっています。

― カヌー競技の道へはどういった経緯で進んだのでしょうか?

パラカヌーがリオで正式種目になるかもしれないと聞いていた2011年に、海外派遣選考会を兼ねた大会が香川であるから出てみないかとお話をいただきました。地元の徳島に近かったので、里帰りついでに出てみようかと軽い気持ちで出場したんです。
そこで2位になり、さらに1位の方が辞退されたので、急に日本代表として海外に行けるという状況になりました。「やってみないとわからないんだから、行ってみたら」と妻が背中を押してくれ、とりあえず行ってみようと。香川の大会が3月末で、5月のゴールデンウィーク明けにはポーランドにいました。
こんなチャンスは生きている間にそうないだろうと、そこからパラカヌー選手としてスタートしました。残念ながらパリの出場は逃しましたが、日本ではまだ僕がいちばん速いんです。勝てているうちは続けようと思っています。

0歳も94歳も、
障害のある方も、
みんなで参加できる
アウトドア体験

― YouteiOutdoorでガイド業も再開されたのですね。

車椅子生活になった後に家を建てることになり、その敷地内に湧き水が流れ込む池があったんです。目の前に羊蹄山がそびえ立つ景観がとても美しく、障害があってもここでなら仕事ができるかもしれないとYouteiOutdoorをスタートしました。のんびりと漕いで周遊できるため、0歳からシニアの方まで参加できます。
激しい川を下るラフティングが好きでしたし、はじめた頃はこんなのんびりしたラフティングで大丈夫かなと正直不安もありました。

― 0歳から楽しめるラフティングは珍しいですよね?

そうですね、四世代で楽しめます。これまでの最高齢は94歳のおばあちゃん。ひ孫さん含め8人くらいのご家族でボートに乗って、「できないわよ」と言われながらおばあちゃんにも漕いでもらいました。3、4歳くらいの子も最初は「できない!」と言うんですが、パドルを持たせてあげると得意になって漕ぎはじめたり。隣で目を細めている親御さんを見られるのも嬉しいです。
以前ガイドを務めていたラフティングツアーは、流れのある川を下るので年齢制限があるのが通常。お父さんとお兄ちゃんはラフティング、妹とお母さんはカフェに行ってようかみたいに分かれてしまうのをよく見ていたんです。でもここなら家族みんなで体験できる。お客さまの楽しそうな様子を見て、これはここでしかできない僕にしかできないことだなと思うようになりました。

― 障害のある方も参加できるのでしょうか?

はい。対応させてもらっています。絶対できますと約束はできないので、「来てみてください、来てからどうやったらできるかを考えましょう」と伝えています。重度障害のある方が参加された際には、ボートにキャンプ用の椅子をセットして、パドリングをサポートしながら楽しんでもらいました。
僕も日本の様々な場所でアクティビティに参加するのですが、電話をするとまず断られるんです。でも「ここはできるけどここはサポートが必要です」と明確に伝えると「だったらできるかもしれない」と言ってもらえることも多い。障害があってもできることはあるということを経験を通して伝えられたらと思っています。

人と自然に恵まれた環境で
好きなことを楽しむ

― 移住から20年以上になりますが、ニセコでの暮らしはいかがですか?

好きなことが一緒な人たちとの繋がりは大きいし強いですね。みんなたいがい同じフィールドにいるので行けば必ず誰かに会って一緒に楽しめますし、たくさんの仲間に助けてもらっています。
お客さまとパラカヌーの話をしていたら知人に繋いでくれトレーニングに必要なマシーンを提供していただいたり、ニセコ東急 グラン・ヒラフさんにリフト券の提供をしていただいたり、GENTEMSTICKにスポンサードしていただいたり、ニセコでの人との繋がりがあってこうしてやりたいことがやれています。

― 夏のニセコの魅力はどんなところでしょうか?

緯度の関係で本州よりも日照時間が長いところです。夏至の頃だと4時くらいから明るくなりはじめて日の入りも7時過ぎ。仕事前に2時間サーフィンができますし、仕事が終わった後も7時半くらいまで海に入れてしまいます。1日が長いので、忙しいんです(笑)。

― ニセコにご友人が来たらどこへ案内しますか?

とくにお子さん連れにおすすめしたいのが、キャンプですね。昼間が長いのでたっぷり遊べますし、小さい子にとっても、普段はできない火おこしやアウトドアでの料理はいい経験になるのではないかと思います。YouteiOutdoorでは手ぶらパックもご用意していますし、ニセコはキャンプ場も多いです。
釣りもいいですよね。僕の場合川はアプローチが悪いので、余市や岩内の海によく行きます。車で行って波止場からできるので、アクセスの面でも便利。何か釣って帰れるのがベストですが、釣れなくても周辺で美味しい海鮮を食べられます。旅行で来た方も釣りのツアーがあるので、手ぶらで参加できます。

Contact

Youtei Outdoor
北海道虻田郡倶知安町字富士見449-4
https://www.youteioutdoor.com/

※この記事は2025年4月時点の情報に基づいて作成しています。

People

06

モノ消費ではなく
コトの充実が
くれる幸せ

杉本 武志 さん

takeBICYCLE 代表

杉本 麻美 さん

RHYTHM スタッフ

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Interviewee Profile

杉本 武志 さん

takeBICYCLE 代表

群馬県出身。大学卒業後、都内のスポーツショップに就職。スキーショップTOYRUで働くためニセコに移住。コロナ禍をきっかけに、BICYCLEツアーと自転車出張修理サービスを行うtakeBICYCLEをオープン。

Interviewee Profile

杉本 麻美 さん

RHYTHM スタッフ

福井県出身。大学卒業後、ハウスメーカーに就職。ワーキングホリデーでカナダへ。帰国後、英語環境かつスノーボードができる環境に惹かれてニセコへ。外資系企業のRHYTHMに勤務。

理想の暮らしを求めて
ニセコへ

― ニセコに移住するきっかけは何だったのでしょうか?

武志さん:東京の大学を卒業後、都内のスポーツショップに就職しました。配属された原宿の店舗はフィールドからも遠く、使うために購入する人が少なかったんです。モノ消費を重視するマインドを感じて仕事が面白くなくなってしまい…… もっとフィールドに近い環境を求めて、当時からコアな存在だったTOYRU(トイル)で働くために30歳の頃ニセコに来ました。

麻美さん:大学卒業後はハウスメーカーに就職し、数年働いた後ワーキングホリデーでカナダへ行きました。帰国後に、英語が活かせてスノーボードができる環境があったニセコへ。スキー場での勤務を経て、スキー・スノーボード、自転車のレンタル及び販売を行うRHYTHM(リズム)に勤務しています。

― ではお二人はこちらで出会ったのですね。

武志さん:そうですね。出会ったのは僕がニセコに来て2年目か3年目くらいで、妻が冬・夏シーズン共にニセコで過ごすようになった時期。TOYRUの目の前が妻の勤務先の寮だったので、よく顔を合わせていたんです。

麻美さん:夫と会った年の冬にはRHYTHMに移り通年で働くようになっていたので、レンタルやガイドなど自転車に関わるようになりました。夫も私も、夏は仕事も遊びも自転車という感じです。

― takeBICYCLEはどういった経緯でスタートしたのでしょうか?

武志さん:個人で活動はしていたのですが、ちゃんと名刺を作ったのは3年ほど前のコロナ禍です。東京のスポーツショップで勤務していた時に自転車整備士の資格を取得し修理・販売を担当していたので、冬はTOYRU、夏は今のベースとなるような自転車に関わる仕事をしていました。ニセコ東急 グラン・ヒラフ(以下グラン・ヒラフ)でも外部スタッフとして自転車ガイドも務めていましたし、初期のフロートレイルを作ったメンバーでもあります。
その後コロナ禍でお客さまが少なくなり、ゆっくり考える時間ができた時に自分の好きなことをしようと。TOYRUを退職して、takeBICYCLEをはじめました。

約束しなくても
フィールドに行けば
会える

― ニセコではどのような自転車の楽しみ方ができるのでしょうか?

麻美さん:ニセコに来た最初の頃はロードバイクやサイクリングが中心でしたが、ここ数年でトレイルが整備されマウンテンバイク系も盛り上がりつつあり、選択肢が増えています。

武志さん:takeBICYCLEでも、eBIKEやクロスバイクなどでオンロードをサイクリングするツアー、未舗装の砂利道や山道を走るグラベルのツアーなど、お客さまの希望や体力に合わせたツアーをご案内しています。
グラベルは最近注目されているジャンルなのですが、自然豊かなニセコはそのフィールドとしても最適。コースディレクターを務めているニセコグラベルも参加者が増えていて、国内で最も大きなグラベルのイベントになっています。

麻美さん:自転車は家からパッと出られるのも魅力。特別なアクティビティではなく、日常的に楽しむ方も多いと思います。

― お二人もスポーツ漬けの日々を送っているのでしょうか?

武志さん:そうですね。スキー場近くのノースフェイスの店舗でも働いているのですが、出勤前に二人で何本か滑って、ウェアを着たままそれぞれ出勤するというのが日課になっています。

麻美さん:ゲレンデのオープン日からほぼ連続で通っているので、年間150日は滑っている計算です。夏はマウンテンバイクトレイルができるので、家からロードバイクで向かってマウンテンバイクに乗り換え1、2本走ってから出勤しています。もう1年中、グラン・ヒラフにいますね(笑)。

武志さん:周りの友人たちもそんな感じなので、ばったり会うことも日常茶飯事。約束していなくてもトレイルやゲレンデに行けば誰かに会えるので、一緒に楽しんでいます。毎日のように通う友人も少なくないので、見かけない日は心配になるくらいです。

― 好きなことに自然と人が集まる素敵な環境ですね。

麻美さん:好きなことや感覚が一緒の人が多いので、自然と仲良くなっちゃうんですよね。忙しい冬が終わるタイミングでお疲れ様を兼ねた会を企画して集まったりもします。

武志さん:身体を動かす時間は圧倒的に増えたのに、実はニセコに来た最初の1年で5kg太ったんです。理由は、近くに友人がいて気軽にごはんに誘えてしまうから。美味しいごはん屋さんも多いですし、つい外食が増えて太りました。東京に住んでいた頃は、一緒にごはんに行くのは職場や学生時代の友人くらい。ニセコに来てはじめて、近所で気軽に食事ができる仲間ができました。

モノの消費ではなく
コトを大切にする暮らし

― ニセコには今後も住み続ける予定ですか?

武志さん:そうですね。ずっと住み続けたいと思うくらい、ここでの暮らしがしっくり来ています。
もう満員電車には乗れません……

麻美さん:朝から趣味を楽しんで、趣味に関わる仕事をして、 家に帰ってからもその話をする。一日中したいことだけのために動けている今の暮らしは快適で幸せです。私はスポーツを楽しむというより極めたいタイプ。思い立ったらスノーボードを練習できる環境も気に入っています。

武志さん:最初に働いたTOYRUも現在勤務しているノースフェイスも、「寒かったからアウターが必要で」とか「こうゆう滑りをしたいのだけどどれがいい?」など、モノ消費が目的ではなくコトを充実させるために来てくれる方がほとんど。ダイレクトな接客ができるから輪も広がって、ゲレンデでお客さまと会って仲良くなったり、街の人もそういった人ばかりで、こんな風だったらいいなと移住前にイメージしていた通りに住んで働いてという暮らしができています。

― 自転車のシーズンでもある夏のニセコの魅力はどんなところでしょうか?

武志さん:真夏でも比較的涼しい日が多いところです。アウトドアで遊ぶには、本州は暑過ぎますよね。仕事柄自転車の話になってしまいますが、北海道は大地も道も広く、ニセコはオンロードに信号が少なく車通りも多くないので、景色を楽しみながら初心者でも快適にサイクリングを楽しむことができます。

麻美さん:スタイリッシュで性能もよい最新の自転車を揃えたレンタルショップも多いので、乗るだけでテンションが上がるのではないでしょうか。最新のeBIKEを借りれば、いろいろな所にスイスイ行けちゃうので行動範囲も広がります。

― ニセコにご友人が来たらどこへ案内しますか?

武志さん:羊蹄山を一周するサイクリングコースへ案内したいですね。独立峰なので円錐形をしていますが、見る角度によって顔が全く違うんです。左右均等のこともあればちょっと歪だったり、茶色が濃い面があれば緑が濃い面もあったり。一日中ニセコのシンボルを眺めながら楽しめる、贅沢なコースです。

Contact

takeBICYCLE
https://www.takebicycle.net/

※この記事は2025年4月時点の情報に基づいて作成しています。

People

07

街道に佇む
ナチュラルワインの
メッカ

知久 真大 さん

Cave de Bambou オーナー

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Interviewee Profile

知久 真大 さん

Cave de Bambou オーナー

埼玉県出身。大学卒業後、大手百貨店に就職。大学1、2年時の校舎が美唄市、転勤で札幌市と北海道と縁のある生活を送る。2019年に奥様と共にニセコへ移り住む。2015年、綺羅街道にナチュラルワインを中心に扱うCave de Bambouをオープン。今年の3月で10周年を迎えた。

学生時代から縁のあった
北海道でワインショップを

― 何かと北海道にご縁があったとうかがいました。

大学1、2年生の校舎が北海道美唄市にあり、2年間過ごしました。もともと北海道が好きだったというのも、その大学を受験した理由のひとつです。
大学卒業後は百貨店に就職し、最初は池袋店の婦人服売り場に配属され、転勤で再び北海道の札幌店へ。希望を出して、晴れての転勤となりました。その後、愛知店に転勤となり、畑違いの食品売り場でワイン担当になりました。

― その経験がCave de Bambou(カーヴドバンブー)に繋がるのですね。

そうですね。ワインなんてほぼ飲んだことがないような素人だったのですが、発注も自分でしないといけない状態。ワイン好きのお客さまも多いエリアだったため、必要に迫られて勉強しているうちにその奥深さにハマってしまいました。
妻とも札幌店時代に出会っており、「いつかは北海道に戻りたいよね」と話していたら札幌店が閉店してしまって。移住を視野に北海道の気になるエリアを見てまわりました。ニセコが注目され始めた頃で活気があり、現在Cave de Bambouがある綺羅街道の風景が気に入ったことも、決め手になりました。

― 移住後すぐにCave de Bambouをオープンしたのですか?

すぐに独立する予定はありませんでした。酒販免許を活かして、最初は倶知安町の酒販店に勤務し、その後ニセコワイナリーで畑や小売のお手伝いをさせてもらっていました。2015年の3月に独立し、Cave de Bambouをスタート。ちなみに「Bambou」は店舗に竹を使用しているとかではなく、名字の知久(ちく)の読みだけ活かして「竹(ちく)=Bambou」と付けました。
綺羅街道でこの物件に出会えたことも運が良かったと思います。鉄筋なので温度管理がしやすくワインに最適なんです。

ナチュラルワインを求め
各地から人が訪れる
人気店に

― ナチュラルワインの魅力はどういったところでしょうか?

ナチュラルワインは、ブドウ農家さんが造っていることがほとんど。生産者さんと交流を図るイベントなどがあると、大手のワインメーカーさんは輸出部長などネクタイを締めてきれいな格好をしていることが多いのですが、ナチュラルワインの造り手さんはカジュアルめで、人によっては手に土がついたままだったりすることも。「あの人が造っているんだな」と飲んでいると顔が浮かぶんです。
農家さんなので、「畑の美味しさを瓶に詰めたい」「畑仕事を表現したい」といった思いからスタートしている方が多く、根底の部分で大手のワインメーカーさんとは違います。だから添加物を入れてきれいに仕上げるのではなく、天然酵母を使用して畑のありのままを表現するという醸造方法が自然と取られているのではないでしょうか。それがナチュラルワインの個性豊かで深い味わいに繋がっているのだと思います。

― どんなお客さまが多いのでしょうか?

地元の方も来てくださいますし、札幌や室蘭、苫小牧など近隣地域の方にドライブ途中で立ち寄っていただくことも多いですね。冬のスキーシーズンになると、海外からのお客さまもグッと増えます。こちらが驚くくらい北海道のワインに詳しくて、スマホの画面を見せて「コレは置いてありますか」とローカルで希少なワインをお求めになる方もいらっしゃいます。
ご覧のようにお店に入りきらないくらい品揃えは豊富なので、一日中いられるとおっしゃってくれるワイン好きの方もいます。ナチュラルワインに高いイメージを持たれている方も多いですが、買いやすいお値段でも美味しいものは美味しい。気楽に飲んでもらいたいので、2,500円〜3,500円くらいのものを中心に揃えるようにしています。

― 夏におすすめのワインを教えてください。

ニセコのお隣、蘭越町上里にある蘭越いとう農園さんの「obirame tonoto(オビラメトノト)」はいかがでしょうか。毎年夏限定で発売される微発泡のワインなのですが、冷涼地ならではの酸味を感じられるすっきりとした味わいが特長です。ニセコ連峰の南に位置する上里は、標高が高く寒いわりに霜が降りにくく、ワインの生産に適しているとして注目が高まっている地域でもあります。
いとう農園さんは、収穫のお手伝いをしたり仲良くさせてもらっているワイナリーで、ちょっと変わったオビラメトノトという名前も僕が付けさせてもらったんです。「オビラメ」は蘭越町を流れる尻別川に生息する「イトウ」のアイヌ語で生産者も「いとう農園」ということに由来しています。「トノト」はアイヌ語でお酒を意味します。

ニセコで出会った
美味しいものを作る友人たち

― 念願の北海道、ニセコでの暮らしはいかがですか?

ありがたいことにお店が忙しくて趣味のスノーボードにもあまり行けていないのですが、日々の小さなことに幸せを感じます。とくに6月は好きな季節。平地や山の裾野のほうから鮮やかな緑が増えていき、山頂付近には雪が残っている、緑と白のコントラストはその時期だけの美しい風景です。
お店の前の綺羅街道も、昔から変わらず好きな場所。仕事などで札幌から夜帰ってくると街灯に照らされた夜の街道が迎えてくれ、ホッとします。

― ニセコにご友人が来たらどこへ案内しますか?

仕事を通じて出会った美味しいものを作っている友人が多いので、ぜひニセコ周辺のグルメスポット巡りをしたいですね。まずは洞爺湖を観光してから、チーズ工房タカラの絶品ソフトクリームを食べ、ソーケシュ製パンの薪窯で焼かれる味わい深いパンを購入。ランチをするなら、ニセコ山麓パーラーのサンドイッチがおすすめです。
チーズ工房タカラもソーケシュ製パンもCave de Bambouに卸してもらっているのですが、繁忙期前の春と冬前には決起集会も兼ねてBBQをしています。近隣のレストランとコラボさせてもらってイベントを開催したり、ローカルも移住者も公私共に仲良くなれるのもニセコの良さかもしれません。

Contact

Cave de Bambou
北海道虻田郡ニセコ町本通113-2
https://cavedebambou.shop/

※この記事は2025年4月時点の情報に基づいて作成しています。

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08

ニセコを世界的な
マウンテンバイクの
フィールドに

Miles Zeorlin さん

NAMBA共同設立者・マーケティング責任者 /
株式会社ニセコリアルエステート営業部

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Interviewee Profile

Miles Zeorlin さん

NAMBA共同設立者・マーケティング責任者 / 株式会社ニセコリアルエステート営業部

テキサス州出身。大学卒業後、海外で暮らしてみたいと北海道札幌市へ。1年後にスキー場と自然に近い場所を求めてニセコへ。地元の不動産会社に勤務しながらNAMBAの設立メンバーとしても活動。

子どもの頃から
身近な存在だった日本へ

― どちらからニセコへ移住してきたのでしょうか?

生まれてから大学までテキサス州で過ごしました。大学を卒業したら一度は海外に住んでみたいと思っていて、大学卒業後に札幌市のインターナショナルスクールで働きながら日本での暮らしをスタートしました。
1年後、より自然が近い環境を求めてニセコへ。当初は大学院進学までの1年間の予定だったのですが、渡日から今年で8年目になります。

― いろいろ選択肢がある中、なぜ日本の北海道を選んだのでしょうか?

父が日本スタイルの陶芸スタジオを経営していたこともあり、日本は子どもの頃から何となく身近な存在でした。とはいえ初めて来たのは、大学2年生と3年生の間の夏休み。インターナショナルプログラムで東京・京都・広島・松江をめぐりました。
その時は主に神社や美術館を訪れて日本の文化や哲学を学んだのですが、子どもの頃からアウトドアが好きだという話をしたら、「それなら北海道がいいよ」と教えてもらいました。ニセコを知ったのはスキー動画がきっかけ。札幌に住む前はよく知らなかったのですが、パウダースノーを滑走する動画を観て「こんなところがあるんだ!」と憧れが高まりました。

― NAMBA(ニセコエリアマウンテンバイク協会)はどのような経緯で設立されたのでしょうか?

コロナ禍で海外へ出られない状況になったことがきっかけです。これまでは海外でマウンテンバイク(以下MTB)をしていた人たちが、日本ならニセコがいいという噂を聞いて本州や札幌など近隣地域から集まってきたんです。僕も含め既にニセコでMTBを楽しんでいた者、新しくやってきた者、MTBのフィールドに人が増えコミュニティができてきました。
当時のニセコは、MTB専用トレイルができはじめたくらいの時期。もっとトレイルを作りたいよねという話から、誰々の土地に作れそう、MTBカルチャーの発展のためには無料がいいよね、など様々なアイデアが生まれました。そういった中で少しずつ方向が見え、活動の母体としてNAMBAが設立されました。

数年後は
マウンテンバイク
カルチャーの中心地

― NAMBAの詳しい活動を教えてください。

簡単にいうとトレイルとコミュニティの構築を目的としたNPO団体です。パートナーシップやスポンサーからの寄付に支えられ、ほとんどのメンバーはボランティアで活動しています。
トレイルを造るだけではなくMTBコミュニティ・MTBカルチャーを発展させ、数年後にはニセコが各国のマウンテンバイカーたちの目的地となる、世界一のMTBフィールドを目指しています。設立前後からの活動が形になった最初の成果が、倶知安町から借り受けた町有林にオープンしたツインピークスバイクパーク(以下ツインピークス)です。

― ツインピークスはどのようなトレイルなのでしょうか?

日本の各地にもMTBトレイルはあるのですが、初級者用と上級者用が多く、中間のトレイルが少ないというのが現状です。スキー場では初級から上級までコースが分かれていて、自分のレベルに合ったコースを滑りながらレベルアップしますよね。MTBもそれと同じで、レベルごとのトレイルがあり、少しずつスキルアップできることが理想。ツインピークスは、初級者も上級者も全てのマウンテンバイカーが楽しめるよう多様なトレイルを用意しています。
この規模のバイクパークが無料というのも、おそらく世界的にめずらしいパターン。周辺のアウトドア施設でバイクをレンタルすれば初めての方でも気軽に楽しめますし、上級者にとっては格好のトレーニングになるはずです。

― ツインピークスに続く今後の展望も気になります。

ツインピークスも町有林に開設されましたが、この辺りは他にもMTBのフィールドとして魅力的な公有の山林が多い。今後も地域との協力関係を大切にしながら、みんなが利用できるパブリックなトレイルネットワークを拡張予定です。
グラン・ヒラフにトレイルを造った実績を基に現在構想中なのが、ニセコ中のリゾートをトレイルで繋ぐというプラン。公道に出ることなく、山林のトレイルだけで各所を行き来できたら素敵ですよね。個人的には、楽しい仕掛けを取り入れた子ども専用トレイルも造りたいです。冬が「スキーの町」なら、夏は「マウンテンバイクの町」になる日もそう遠くないと思っています。

― 精力的な活動の源は自身が楽しみたいという思いなのでしょうか?

スタートのきっかけはそうでしたが、今は全く知らない人が楽しんでいる姿を見るのがいちばん嬉しいです。むしろ自分たちのためだけなら、きっと途中で諦めていたはず。ツインピークスを走っている時に知らない顔とすれ違うと心が温かくなりますし、近くのコンビニにバイクを積んだ車が停まっているだけでニヤニヤしてしまいます。
MTBコミュニティの盛り上がりを肌で感じますし、アジアで有数のマウンテンバイクのフィールドになりつつある。ニセコを中心にMTBカルチャーが日本中へ広がり、世界中のバイカーがニセコを目指す、そんな未来を想像して今からワクワクしています。

周りは自然だけ
という環境で
リフレッシュを

― 海外からニセコへ移り住んでみて、いかがでしょうか?

テキサスに住んでいた頃から様々なアウトドアスポーツを楽しんでいたのですが、それができる環境がすぐそばにあることが最高です。いちばん近いスキー場でも車で15時間くらい掛かっていたのが、ここなら数十分後にはゲレンデ。マウンテンバイクはもちろん、ボルダリング、サーフィン、釣り、登山など、仕事の前や後にも思い立ったらすぐに繰り出せます。
夜の羊蹄山も大好き。数えきれないくらい登っているのではないでしょうか。山頂から眺める街の灯りと満点の星空は登った人にしか見られない絶景。実は2年前に膝を怪我してそれから行けていなかったのですが、やっと完治して登山も再開できそうなので今から楽しみで仕方ないです。

― ニセコにご友人が来たらどこへ案内しますか?

もちろんツインピークスに案内します。初心者やシニアの方でもeBIKEなら楽しめます。 68歳になる父が遊びに来た時も、一緒にツインピークスを走りました。
夏は冬に比べて人が少ないので、ちょっと自然の中に入ると人間は自分たちだけという贅沢も味わえます。尻別川のとっておきのスポットにハンモックを張って、鳥の声と風と水の音しかしない中でお昼寝するだけで最高のリフレッシュになるはずです。

Contact

NAMBA(ニセコエリアマウンテンバイク協会)
https://namba.ngo/ja/

※この記事は2025年4月時点の情報に基づいて作成しています。

Stay

Photo: ©︎aaron_jamieson_

地元の人たちのように
自然の厳しさや優しさを感じながら、
暮らすように旅をしてみる。
日常に触れた瞬間、
心に灯る懐かしく温かな感情。
滞在を終える頃には、
またここに帰ってきたくなっているはず。

Stay

01

暮らすように
過ごす

自然と共に生きるニセコの人々。
ローカルに混ざり暮らすように過ごしてみると、
この土地の新しい魅力が見えてくる。

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もうひとつの
わが家のように

ロングステイにおすすめなのが、自宅のように過ごせるコンドミニアム。フルキッチン、家具家電、広々としたバスルームなどが揃い、日常と変わらない滞在が叶う。

客室露天風呂やパノラマビュー、戸建てなど、さまざまなタイプから選ぶことができる。

旅は朝

日中とは違った景色を見ることができる朝。いつもより少し早起きして、澄んだ空気が心地よい朝のニセコへ出掛けてみよう。

朝食前に羊蹄山が望めるビュースポットまで散策。朝霧に包まれた幻想的な姿にも出会えるかもしれない。

散歩がてら足を伸ばしてカフェでモーニング。三角屋根がかわいらしい「Graubunden」では、朝8:00から朝食メニューや自慢のサンドウィッチをいただける。

地元野菜で料理

道の駅などの直売所では、収穫したばかりの新鮮な野菜が手に入る。地元の食材で簡単な料理を作り家族や友人と囲めば、どんな高級レストランよりも思い出に残るはず。

じゃがいも、ミニトマト、トウモロコシなどの主要作物の他、さまざまな野菜が栽培されている。直売所で迷った時は、今の時期のおすすめを尋ねてみよう。

自然の恩恵をたっぷり受けた旬の野菜は、シンプルに調理するだけでご馳走。地元のお酒と合わせていただきたい。

温泉でローカルに浸る

北海道を代表する温泉郷でもあるニセコには、日帰り入浴ができる温泉施設が点在。豊富な泉質も魅力なので、湯めぐりも楽しい。

綺羅乃湯

ニセコ駅にほど近く自然に囲まれた「綺羅乃湯」など地域に根ざした温泉施設では、地元の方々との交流も楽しみのひとつ。

五色温泉

温泉の色が五色に変化することから名付けられた「五色温泉」。ニセコアンヌプリの麓に位置し、露天風呂からは雄大な山並みを望むことができる。

Stay

02

自然に育まれた
地元グルメを味わう

山々に囲まれ、海にも程近いニセコは、食材の宝庫。
朝と夜の寒暖差により野菜は甘さと旨みを増し、
日本海から身の締まった新鮮な魚介が届く。
ローカルにも人気のグルメスポットで、
ニセコの美味しさを堪能しよう。

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くつろぎの空間で
旬をいただく

ニセコの味覚を気軽に味わえるレストランやカフェ。厳選した食材を使用し丁寧に作られた料理は、舌も心も満たしてくれる。

鮨 花吉

その時いちばん美味しいネタを求めて、近隣の漁港から北海道各地の漁港まで産地を見極め、店主自ら市場で仕入れる。熟練の職人の技が光る寿司は、滞在中一度は味わいたい。

WHITE BIRCH CAFE

どこか海外のような雰囲気も漂うニセコ町中心部の小さなカフェ。自家焙煎コーヒーに合う、地元の食材を使用したサンドウィッチや手作りのスイーツが並ぶ。ランチタイムのハンバーガーも人気。

素材を活かして
新しく作る

素材の魅力を引き出し、または素材から栽培し、オリジナルな商品を生み出す作り手も増えている。おしゃれなパッケージはお土産にもぴったり。

nicao

ニセコ初のBean-to-Bar チョコレート。地元のジンジャービアブランドHAKKO GINGERの生姜などを使用したハッコージンジャー、ニセコ産の唐辛子を使用したチリ&シーソルトなど、厳選カカオ豆と地元素材とのマリアージュが新しい。

ニセコワイナリー

羊蹄山の麓から、ここにしかない一滴を届けるニセコ唯一のワイナリー。有機栽培のブドウのみを使用したニセコオーガニックスパークリングワインは、その豊かな香りと繊細な泡立ちで食卓を彩る。

絶景の中で美味しい体験

牧場や農園では、雄大な景色の中で搾りたて採れたての美味しさに出会える。ドライブの途中で立ち寄りたい、ファミリーにもおすすめのスポット。

ニセコ高橋牧場

牧場に併設された広大な敷地にカフェやレストラン、ショップが並ぶ。搾りたての牛乳を使用したスイーツを頬張ったら、牧草ロールの上で記念撮影を。

ニセコテイスティ

羊蹄山を望む絶好のロケーション。直売所には採れたて野菜がずらりと並び、生産者との会話を楽しみながら購入できる。サツマイモを加工したほし芋はファームの特産品。

美しい北海道の夏を巡る

道央周遊
の旅

札幌や小樽などからも
アクセスしやすいニセコ。
人気の観光スポットを巡りながら、
周遊ドライブを楽しめる。

旅の
過ごし方

1日目

新千歳

車移動1時間

札幌

車移動1時間

小樽

2日目

車移動30分

余市

車移動1時間

ニセコ

3日目

ニセコ

車移動1時間

洞爺湖

車移動1時間

白老

車移動1時間

新千歳

Scroll

1日目

移動(新千歳から車で約1時間)

札幌

中心部は都会的な街並みが広がり、少し離れると北海道らしい自然も楽しめる北の大都市。過ごしやすい夏は、大通公園のビアガーデンをはじめ各地でイベントが開催され、連日多くの人で賑わう。

移動(車で約1時間)

小樽

美しい運河とノスタルジックな街並みが魅力。食べ歩きやショッピング、風景を楽しめる小樽運河クルーズもおすすめ。散策路にはガス灯が並び、夜になると水面やレンガ造りの建物を幻想的に照らす。

2日目

移動(小樽から車で約30分)

余市

積丹半島の付け根に位置する、美しい海と自然に恵まれた町。「ニッカウヰスキー余市蒸留所」で知られるが、ワイナリーも多く点在しワイン好きからの注目も高い。海産物やフルーツ狩りなど、豊かな環境に育まれた食も楽しめる。

移動(車で約1時間)

ニセコ

世界各国からのゲストをもてなす宿泊施設が立ち並ぶ一大リゾート。贅沢な空間で暮らすように滞在できるコンドミニアムの豊富さは、ニセコならでは。アクティビティを楽しんだり、温泉やオープンカフェで癒されたり、大自然に抱かれて思い思いの時間を堪能できる。

標高750mまで一気に上昇するサマーゴンドラで空中散歩。山頂から眺めるニセコの大パノラマは、忘れられない思い出になるはず。散策道や広々とした休憩スペースもあり、絶景の中のんびりとくつろげる。

3日目
ニセコ

ドライブ途中に調達した地元食材で作る朝食は、キッチン付きのお部屋だからこその贅沢。窓の外には緑が鮮やかにきらめき、心もお腹もゆったり満たされるひととき。宿を後にする頃には、すっかりリフレッシュしているはず。

移動(車で約1時間)

洞爺湖

火山活動によって生まれた、日本国内で3番目に大きなカルデラ湖。湖畔を散策するだけでも、澄み渡る湖面と豊かな自然が織りなす風景に癒される。夏季限定で湖に浮かぶ中島に下車できる洞爺湖汽船や周辺の温泉街も人気。

移動(車で約1時間)

白老

アイヌ文化継承の地として知られ、2020年にオープンした「ウポポイ(民族共生象徴空間)」ではその奥深い歴史に触れられる。海と山の幸を楽しめるグルメ王国でもあり、北海道を代表するブランド「白老牛」はぜひ味わいたい。

提供:公益財団法人 アイヌ民族文化財団

移動(新千歳へ車で約1時間)

Activities

ニセコでの滞在を
より思い出深くしてくれる
バラエティ豊かなアクティビティ。
大切な仲間と、経験豊かなガイドと、
大自然の中を滑り、歩き、走り、漕ぐ。
その体験は、あなたと自然の距離を
ぐっと縮めてくれる。

Photo: ©︎yuuyadayoo / Skier: yuto3146

Activities

01

思う存分、
雪に魅せられる。

滑るほど虜にさせてしまうニセコの“パウダースノー”。
ときにはスキー以外のアクティビティも楽しみながら、
世界一とも評される雪をとことん満喫したい。

Discover life in nature

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来年も帰ってきたくなる
ゲレンデ

パウダースノーの醍醐味を最大限味わうなら、スキーはもちろん外せない。「ニセコユナイテッド」の多彩なコースと極上の雪質に魅了されたリピーターたちが毎年のように訪れる。

ニセコユナイテッド

4つのスキー場からなる「ニセコユナイテッド」は、板を履いたまま移動できるスキーリゾートとしては日本最大級。国内では類をみないスキー場外の滑走ルール「ニセコルール」が定められている。

ニセコ東急 グラン・ヒラフ

コースバリエーションが豊富な「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」。木々の間を滑り降りるツリーランもレベルに合わせて楽しめる。

家族や仲間との時間を楽しむ

スキー場の魅力は、豊富なコースだけではない。美しい雪景色の中、スキー板を脱いで家族や仲間たちと過ごす時間も、滞在中の楽しみ。

ふわふわのパウダースノーは転んでも痛くないため、子どもたちにとっても絶好の遊び場。気温が高い日は雪が水分を含みやすいため、雪だるま作りにも最適。

SANSHOKU

ニセコ東急 グラン・ヒラフのキングゴンドラ山麓に位置するカフェバー「SANSHOKU」では、モーニング、ランチ、アプレタイムまで、雪を眺めながら食事とドリンクを楽しめる。

喧騒を離れてのんびり探索

賑やかなゲレンデや街を離れ、スノーシューや乗馬で白銀の森をトレッキング。鳥の囀りや動物の気配に耳を澄ませながら、自然にこっそりお邪魔させてもらっているような感覚を味わえる。

氷に覆われた湖、雪が積もった白樺林や常緑樹林など、冬の北海道らしい風景の中をガイドの案内でゆったり探索。

乗馬体験

最初は緊張するものの、雪を踏むリズミカルな馬の足取りが次第に心地よくなる。高い目線から眺める雪景色も新鮮。

Photo: ©︎silvainc

Activities

02

涼やかな風の中で、
大自然を体感

快適な気温で過ごしやすいニセコの夏は、
アクティビティを楽しむのに最適。爽やかな風の中、山で、
川で、湖で、大自然を思い切り遊びつくそう。

Discover life in nature

Photo: ©︎silvainc

Scroll

ハイキングから
本格登山まで

日本百名山にも数えられる「羊蹄山」を筆頭に多彩な山々に囲まれたニセコ。整備されたコースも多く、気軽なハイキングから本格的な登山まで、体力や年齢に合わせた山歩きが楽しめる。

羊蹄山

富士山に似た円錐形の姿から“蝦夷富士”とも呼ばれる「羊蹄山」は、健脚なら一度は登りたいニセコの名峰。頂上までは険しい道もあるため、登山ガイドを頼むのもおすすめ。

ニセコトレイル

地元山岳会による整備活動の末、2024年遂に本格開通した「ニセコトレイル」。ヒラフ坂から日本海の雷電海岸までニセコ山系の山々をつなぐ。

緑の中を走り抜ける

大自然を走り抜ける爽快感を求め、多くのサイクリストが訪れる夏のニセコ。自然の地形やスキー場の斜面を利用したトレイルなどMTBコースも充実。ロードレースやサイクルイベントも多数開催される。

フロートレイル

ニセコ東急 グラン・ヒラフとNAMBA(Niseko Area Mountain Bike Association)のトレイルが接続予定。完了すれば、国内最長クラスの総延長となる。

ニセコクラシックレース

2014年の初開催から毎年参加者を増やし続ける、道内最大級の自転車競技大会「ニセコクラシックレース」。国内外の市民ライダーが、羊蹄山麓で熱戦を繰り広げる。

透き通る水上へ漕ぎ出す

豊かな水資源を活かした夏らしいアクティビティも楽しめる。経験豊富なガイドスタッフに導かれ仲間と共に大自然の中へ漕ぎ出す、清々しい一体感も醍醐味。

ラフティング

雪解け水で尻別川の水位が増す春は、難易度の高いスリリングなラフティングを楽しめる。

シーカヤック

ニセコ発着の送迎付きで気軽に参加できる、積丹半島シーカヤックツアー。透明度が高く、宙に浮いているような感覚になるほど。

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