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春はまだでした。

2009年02月26日

 昨日より気温が低くいい雪が降っています。
未圧雪コースだと10?20cmぐらい圧雪コースだと5cmぐらい気持ちよく滑れます。
この雪は昼ぐらいまで降る模様です。
気温が高くなると霧が出てくるので昨日書いた誘導ポールを探して滑走してくださいね。
今日も昨日の続きで設置物について書いてみます。
2009_0226k40044.JPG
まずは竹ポールからいきます。
一枚目は見晴らしコース上部、風によってできた雪庇に竹をさしています。
コースの中にできる雪庇なので朝一でスキーカットし段差に刺さってる状態だと思います。
2009_0226k40047.JPG
二枚目は段差や折れた木、石など障害物にさしています。
2009_0226k40053.JPG
三枚目は少し分かりにくいですが雪面が降雪によって高くなりそのまま滑走するとリフトに頭がぶつかりそうになるのを知らせています。この竹は雪面を削ると取っ払います。
こんな感じで竹ポールは事故を未然に防ぐ為に使っています。なので倒さないでください。
2009_0226k40059.JPG
2009_0226k40062.JPG
次はネットです。障害物に対して張っています。
絶対に入ってほしくないので雪面ギリギリに設置してる場合が多いです。
2009_0226k40063.JPG
この写真はエースファミリーゲレンデのネットです。横に小さな川が流れています。
初心者ゲレンデなので川に落ちないようにびっちり雪面につけています。
大雪の日はここからなかなか離れられず汗だくになってます。
2009_0226k40049.JPG


これはよく見るロープだと思いますがキング第2リフトの線下ロープです。
雪面高、除雪による段差等で線下に進入しないように設置しています。
この中に入るとガタガタでリフトにぶつかったりするので入らないでください。
2009_0226k40061.JPG
アルペンコースのロープです。
リフト脇にあり、越えるとリフト線下まで大きな段差があります。
風で雪がふきだまると...雪崩が襲ってくる恐ろしい場所です。
結構注意しているロープですが意味を知ると恐ろしくなる場所です。2009_0226k40058.JPG
せんのき迂回コースのロープです。初心者が通るので上から滑走できないようにしています。
それだけではなく強風でふきだまるとやはり雪崩が初心者に襲い掛かることになります。
以上思いつくままに説明してみましたがコースを分けるロープも危険箇所のロープも一見同じように見えます。なんでくぐると注意しますが皆さんの安全の為なので怒らずに聞いてくださいね。
そして ロープはくぐらないようにおねがいします。ありがとうございました。
もし質問等あるようでしたらパトロールつかまえて聞いてみてください。