ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

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おひろめフェスタ特別メニュー!

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こんにちは。エコル・kiyoshiです。

 

19日の土曜日に、いよいよサマーゴンドラとエコルがオープンします!

 

その日は「おひろめフェスタ」が開催されるのですが、その中でエコルは特別メニューを提供します!

 

エコルの新規展示「今月のピックアップ」コーナーで、今月は「ヤナギラン」についての展示するのですが、それに合わせた「ヤナギラン鑑賞ミニツアー」を、おひろめフェスタ当日のみ、無料で開催いたします!

 

開催時間は午前10:00、11:00、午後2:00の3回。

各回20分間の、お手軽ツアーです。

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ヤナギランは、エコルの夏を彩る、おなじみのお花ですが、ちょっと変わった生態を持った花なんです。

今年も、エコルの前で、ヤナギランの花がちょうど咲き始めました。

じっくり、観察してみましょう!

 

受け付けは当日、エコル現地にて。

皆様のご利用をお待ちしております!

エコル自然楽しみ隊 第2回

| カテゴリ: イベント

こんにちは。エコル・kiyoshiです。

 

今日は「自然楽しみ隊」第2回、羊蹄山麓cafeキムウンクル水源林の観察会を行いました!

 

水源の森

今日はとても天気がよく、空気が乾いていて、覚悟していたブヨや蚊などの虫も少なく、とても快適に森歩きを楽しむことができました!

 

 

キララタケ

森の中には、きのこもチラホラ・・・

このきのこはキララタケ。ヒトヨタケ科のきのこで、お酒と一緒に食べると、ひどい目にあうそうです。

 

梢には、ツルアジサイの花が咲いていました。

ツルアジサイ

 

なんと清楚なこの花の白さでしょう!

背景の青空と木漏れ日と。いやー、たまんないですね!!

 

 

足もとの地面にも、小さな小さな彩りが。

 

 

ベニカノアシタケ

地面の枯れ木や枯れ葉を分解している、ベニカノアシタケの仲間です。

赤い系統の色は、今時期の森の中ではあまり見られませんので、とても小さいながらこのきのこは目を引きました。

 

今日はカフェ・キムウンクルのマスター、中村さんも一緒に森を歩きました。

森のお話

水源林についてのお話などをしてくださいました。ありがとうございます!

 

梢を見上げると、葉裏を透かして、やわらかな黄緑色が頭上をおおっています。

こういうのがまた、きれいなんですよね!

森の梢

 

今回はお試し期間ということで、参加費無料で開催しました。

ヒラフエリアのいくつかの宿泊施設のスタッフさんたちが様子を見に参加してくださいました。

こうやって一度参加していただいて、このメニューの楽しさや雰囲気を把握していていただけると、一般のお客様にもご案内しやすいと思います。

森歩き

 

ここが水源。羊蹄山の地下を通ってしみだした清水が、ジャンジャカ湧いて、流れています。

水に手を浸すと、ビックリするくらい、冷たかったです!

水源

 

 

最後はカフェ・キムウンクルさんで、この湧き水を使って淹れたアイスコーヒーなどを楽しみました。日差しを浴びて歩いた後の身体に、冷たい水分がジワーっとしみこんでいくような、とてもステキなひとときでした。

さっき森で見たいろんな虫さんやお花などについて、図鑑をひらいてしばしお話を楽しみました。森を歩いたあと、それについての振り返りの時間があるのって、なかなかよかったですよ!じっくり、しみじみ、森の魅力に浸ったひと時でした。

 

さてさて、この「自然楽しみ隊」、次回は7月9日(水)の午前中です。次回はアルペンホテル前のトドマツ林を歩きます。

次回から参加費として各回3,500円いただきます。それだけ(以上?!)の価値は充分にあります!じっくりゆっくり、この地域の自然を見て、感じて、楽しみましょう!

 

皆様のご利用をお待ちしております♪

 

 

 

 

 

「初夏の自然満喫ウォッチング」、開催します!

| カテゴリ: イベント

こんにちは。エコル・kiyoshiです。

 

今年の春はいつまでも気温が上がらず、肌寒~い日が続いていましたが、ここ数日で、一気に季節が進みました!

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 木々の芽吹きがグイッと活気づき、春紅葉まっさかり!

昨日の午後、ゲレンデ内の様子を見て歩きましたが、日差しが強くて、とっても暑かったです!

 

さてさて、ホームページの「ニュース&トピックス」でも紹介しましたが、この6月、自然情報室エコルでは、「初夏の自然満喫ウォッチング」という自然観察メニューを開催します!

開催日、お申し込み先等、詳細はこちら→「初夏の自然満喫ウォッチング」

 

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6月、グラン・ヒラフの場内では、とてもたくさんの花が見られます。

 

昨年6月中旬に開催された全道一斉開花調査「北海道フラワーソン」では、なんと、ニセコアンヌプリが開花種数(その日咲いていた野生の花の種類の数)で全道一位に輝きました!

「フラワーソン」とは、野山を歩いて、見つけた花の種数を競う、「フラワーマラソン」の略で、5年に一度、北海道新聞社主催で行われています。昨年、私もグラン・ヒラフの場内からニセコアンヌプリ頂上、鏡沼と歩いて、その開花種数調査に参加しました。

他に数ある道内の花の名所をさしおいて、ニセコアンヌプリの開花種数がトップ、というのは、ちょっと不思議な気もしますが、とても嬉しい結果でした。

ワタクシ思うに、今回の結果には3つの要因がはたらいている、と思います。

ひとつめに、ニセコアンヌプリの山域は山麓の森から、スキー場の草原、山頂の亜高山帯、鏡沼等の湿原植生と、バリエーションゆたかな環境がある、ということ。

ふたつめには、ニセコアンヌプリはこの時季、ふもとはもう夏の雰囲気ですが、山の上のほうにはまだ雪があって、残雪の周辺では春に咲くはずの花が見られる、ということ。

そしてみっつめには、この地域では、足もとの小さな花、こずえに咲くマニアックな花も見逃さない、自然に対してするどいアンテナを持った人たちがいる、ということが、大きかったと思っています。ちなみに今回の調査では、一位のニセコアンヌプリはわずか4グループによる調査で、総数193種を確認しています。二位の札幌は、21グループで、192種の確認でした。二位とはわずか1種の差ですが、3位から5位は、雷電山、岩内、チセヌプリと、ニセコ連山の地域が占めています。この時季、この山域で咲いている花がいかに多いか、ということがわかると思います。

 

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ニリンソウ、これからゲレンデ内で、ワッサリ咲きます!

さてさて、そんな6月のニセコアンヌプリの山すそを、私と一緒に歩いてみませんか?

 

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こちらはシナノキの芽吹き。ひろがったばかりの葉の、やわらかな黄緑色と、その根元の芽鱗のピンク色がきれいですね。今は、まさに「春紅葉」が見ごろを迎えています。

新緑が出揃う前の、この時季限定の山の装いを、じっくり、観察して歩くのも、楽しいですよ!

 

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地面では、これからグイッと大きくなる植物も、伸び始めの可愛い姿を見せてくれています。

上の写真は、オオイタドリ。あと1ヶ月もすれば、2メートルを超えるような大きさになる植物も、はじめはこんな感じです。え?あのオオイタドリが?!にわかには信じがたいですね!

 

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ほんの少し登れば、まだ残雪があります。その雪の上には、ピンク色の花びらみたいなのが、たくさん落ちています。サクラの花びらかな?と思っちゃいそうですが、これはじつは、シウリザクラの冬芽を覆っていたカバー、「芽鱗」の一部です。きれいですねー。シウリザクラの花は、6月中旬くらいから、見ることができます。木の上のほうで白い、小さな花が房状に咲きます。こちらもお楽しみに。

 

天気の良い日は、日差しが強い中を歩きますので、帽子は必携です。また、この時季、ブヨという虫がいっぱい寄ってきて、刺されるととってもかゆいですので、長袖・長ズボンがいいですね。足もとは、歩きやすい靴でご参加下さい。

 

皆様のご利用をお待ちしております。

 

(開催日がちょっと変則的ですので、ご注意下さい)

♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪「初夏の自然満喫ウォッチング」♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

開催日  6月2日、8日、16日、22日、23日、29日

開催時間 ① 6:00~8:00(※前日17:00までに要予約)

       ②10:00~12:00

       ③13:30~15:30

料金   一般 大人2,500円  小学生1,500円

      《ホテルニセコアルペンご宿泊のお客様》

      大人2,000円  小学生1,000円

人数   各回先着15名程度まで

集合場所 ホテルニセコアルペンフロント

       開始30分前までに受付手続きをお済ませください。

※天候不良時は催行中止となる場合があります。

※帽子、長袖、長ズボン、歩きやすい靴を着用の上、ご参加ください。

予約・申し込み ホテルニセコアルペン(0136-22-1105)

          (9:00~17:00)

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