ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

ニセコ きのこ日記!?

| カテゴリ: きのこの話

こんにちは。エコル・kiyoshiです。

 

今日は強い雨が降りました!

 

標高の高いエコルでは、ひと雨ごとに、確実に気温が下がってきています。

ツタウルシRIMG1500.JPG

ツタウルシなんかも、紅葉したオレンジ色の葉っぱが目立ちます。秋ですねー。

 

秋といえば・・・?

そうです、きのこです!

 

 

エコルの前のダケカンバの根元には、いろいろなきのこが生え始めました!

 

コガネテングタケRIMG1553.JPG

黄色いきのこ、コガネテングタケです。

この子は毎年、ダケカンバのまわりで見ることができます。コケの原っぱの中に生える、ハイイロサカズキタケと並んで、エコルを代表するきのこの一つかもしれません。

 

ベニタケ科RIMG1549.JPG

ドクベニタケっぽい、ベニタケ科の何だかわからないきのこ。

傘の控えめなピンク色が、かわいいですね。

 

ツチカブリRIMG1555.JPG

こちらはおなじみのツチカブリさんです。

エコルのガイドを経験された方には、このきのこから染み出る乳液をなめさせられた(笑)方も多いのでは?

 

乳液RIMG1556.JPG

毒はありませんが、その日いちにち、舌がビリビリしちゃうほど、辛い味がします。

そういった体験も、ガイドと一緒だからこそ、安心して体験することができます。

 

チチタケRIMG1526.JPG

栃木県民のソウルフード、チチタケも、発生が始まりました。

でも、今年のチチタケは何だか小さいです。

チチタケ乳液RIMG1528.JPG

豆つぶみたいなサイズですが、傘を割ってみると、ビックリするくらいたくさんの乳液が染み出てきました。

こちらの乳液は辛い味ではなく、わずかに渋みがあります。火を通すと、これが旨味に変わるというから不思議です。

 

ハイイロナメアシタケRIMG1530.JPG

枯葉から生える、すっごく小さいきのこ。ハイイロナメアシタケの近縁種です。

枯葉も、こんな小さなきのこが分解してくれるから、土になることができるんだ、と、きのこの果たす役割のスゴさを改めて感じ取ることができました。

 

今日の大雨で水分が供給されましたから、エコルの周りでは今後さらに、いろんなきのこが顔をだすでしょう。

きのことの一期一会を見逃さないように、しっかり見ていきたいと思います!