こんにちは。エコル・kiyoshiです。
今日はとてもいい天気でした。
羊蹄山も、とてもクリアに見えていました。
お盆の終了とともに、工作コーナーの大繁盛もひと段落しました。そしてエコルの周りに漂う空気に、さわやかな秋の気配が漂っています。
エコルのまわりの原っぱでは、ミヤマアキノキリンソウが見ごろを向かえています。今日は日差しは強かったのですが、空気が涼しくて、エコルの周りは本当に秋のような爽やかな一日でした。
ガイド中、面白い虫が何種類か見られました。
エコルの周りにたくさんいる、フキバッタ(メス)です。フキバッタは、大人になっても羽根が短いのが特徴です。ジャンプ力だけで、天敵から逃れることができるのでしょうね。
コエゾゼミ(メス)です。飛んでいて、照明柱にとまろうとしたようですが、スルッと滑って、落ちてきました(笑)。とてもきれいな模様をしていますね。セミはオスしか鳴きません。おなかを見れば、鳴くための器官があるかないかで、オス・メスの区別がつきます。
そしてこれが今日のヒット!シラフヨツボシヒゲナガカミキリ(オス)です。長い名前!触覚も、とんでもなく長いです。オスは触覚がとても長く、メスにはある背中の4つの星模様がありません。ヤナギの先っちょををかじっていました。カミキリムシの仲間は、幼虫が枯れ木の中で暮らしていて、大人になって出てくると木の先っちょをかじる習性があります。栄養を補給する意味合いがあるそうですが、これを「後食(こうしょく)」といいます。
例年なら9月に良く見られる、ネジバナもたくさん咲いていました。
明日からしばらく、また天候は安定するようです。暑さもおさまってきましたので、これから野外でのネイチャーウォッチングがオススメですよ。
皆様のご利用をお待ちしております。