こんにちは。エコル・kiyoshiです。
エコルの前の原っぱでは、秋の雰囲気が濃厚になってきました。
オオカメノキの葉が、鮮やかな赤色に染まっています。
青空をバックに、ナナカマドの紅葉もい感じです。
エコルの周りでも、いろんなきのこが見られます。ただ、どれもこれも、えらく小さいです!
これは、ホコリタケ。表面の模様がステキです。
先日、五十嵐先生に見ていただいた、ハイイロサカズキタケも、たくさん生えています。背の高さは3センチほどなのですが、こうやって写真で見ると、石灯籠か何か、作り物みたいですね。
エコルの横ちょで、ナラタケ(ボリボリ)が生えてました。ただ、採り頃はちょっと過ぎちゃってました。残念!おそらく、おとといくらいがベストな状態だったようです。おとといも出勤していたのに、気がつかなかったです!
エコル前のコケの原っぱで、小さなズキンタケも見つけました。
あと、写真を撮るのを忘れましたが、冬虫夏層の仲間のガヤドリナガミツブタケも、見つけました。
このような小さなきのこを探していると、ふと思うのですが、こういったものたちは、きっとたくさん、身近なところにあるんです。ただ、見えないだけなのです。
こういったものが見つかるかどうかは、そこにあると思って見るかどうか、が大きいと思います。これって面白いことです。「ある」と思って見るのと、「どうせ無い」と思って見るのとでは、観測結果が大きく違ってきます。
ちょっと飛躍するかもしれませんが、この世界全てについても、そういう側面は無いでしょうか。「世界は美しい」ということを知って、世界を眺め渡すのと、「世界はどうせくだらない」と思いつつ生きるのとでは、見えるものが違ってくる、ということでもあるのかもしれません。
「この世界は美しく、生きるに値する。」きのこ狂いな私は、森や野原でできのこや、美しいものの存在を感じるたびに、そんなことを思うのであります。