ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

新顔 by kiyoshi

| カテゴリ: きのこの話, 花の話

こんにちは。エコル・kiyoshiです。

 

今日もエコル周辺は、ガスの多い一日でした。

 

午前中は完全に雲の中。何にも見えませんでしたが、エコルを訪れたお客様には、展示でニセコの自然をお楽しみいただけました。

 

午後、少しだけガスが晴れました。そのときに、少し周囲を偵察に出ましたらば、いろいろ入れ替わりがありました。

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ダケカンバの周りでは、以前出ていたコガネテングタケやカバイロツルタケは姿を消し、こちらのベニタケの仲間が出ていました。

 

紫がかったボールみたい。まだ幼菌です。これからどんな姿に育っていくのか楽しみです。

 

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そして、ダケカンバの菌根菌といえば、こちら!大御所、ヤマイグチです。いかにもきのこ!といったこの形。風格があります。これから、このきのこは、たくさん見られると思います。

 

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こちらは、同じく地面から生えるものの、地面に落ちた枝等を分解しているきのこ、ツエタケです。どんな森でも、きのこの少ない年でも、お構いなしでよく見るきのこです。

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きのこ以外にも、こんなのが。ハイイヌツゲに、ちっさーい花がついていました。かわいい花です。こんな小さな花を目指して、飛んできてくれる虫がいるのですね。

色んなきのこ、いろんな花。そしてそれにやってくる色んな虫たち。

取り立てて珍しいものはないかもしれませんが、エコル前の原っぱでは、じつに巧みな生命の連なりを観察することができます。それはガスの日でも、どんな季節にでも、お楽しみいただけます。