こんにちは。エコル・kiyoshiです。
今日は、ダケカンバの回りのササを刈ってあるポイントに、お客さんと一緒に行ってみました。
お目当ては、きのこ。そろそろ、夏のきのこが生えていないかな…と気になっていました。そしたら、生えてました!
コガネテングタケです!テングタケの仲間は、菌根性の菌ですので、このきのこも、ダケカンバの菌根菌です。
とてもきれいなきのこでした。
小さいながら、他にも色々見られましたよ。
地面から生える、小さいきのこ。ひだがとても緻密な、モリノカレバタケです。
図鑑には、「おいしい」とありますが、とても小さいので、私はまだ食べたことはありません。
こんなのも生えてました。これは毒のあるきのこ、クサハツです。ハツタケの仲間は、ベニタケ科でして、こちらも菌根性。ダケカンバを影で支える功労者です。
菌根性(きんこんせい)。「きんこんじょう」ではありません。
きのこだけではなく、色んなものが見られました。この子はヒゲボソゾウムシ。とても小さいのですが、キラキラ光って、とてもきれいです。いま、エコル前の原っぱや、森の中にたくさんいます。明るい色の服に向かって、飛んできたりします。
光り物といえば、葉っぱの上に残った水滴も、今日はきれいでした。この、マルバシモツケの葉っぱは、よく水を弾くので、玉のような水滴が乗っかります。
エコル前の原っぱには、羊蹄山の植物のような派手さはありませんが、じっくり見れば、味のある美しさに満ちています。
ニセコにお越しの際には、ぜひ、私と一緒に野原を歩いて、野原の美しさを一緒に味わってみましょう。