ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

7月上旬・お花調査 by kiyoshi

| カテゴリ: 花の話

こんにちは。エコル・kiyoshiです。

 

今日は、お花調査をしました。

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ハクサンイチゲ。数は少ないですが、エコルの前の原っぱで見ることが出来ます。

毎月、5日、15日、25日に、上旬、中旬、下旬として花の開花状況を調べています。

今日は7月上旬の花です。いつも見ているのとはちょっと違う花も見つかりましたよ。

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エコルのすぐ近くのササ藪の中で、ギンリョウソウを見つけました!葉緑素を持たない植物です。変わってますね。独特の雰囲気を漂わせています。

ギンリョウソウの仲間は、地中にいる菌類の菌糸から栄養を取って生きているので、「菌従属性植物」と呼ばれているそうです。ああ、きのこちゃんが、ギンリョウソウにやられてしまう!

ギンリョウソウは、お客様にとても人気のあるお花です。

今年は、すぐ近くで見ることが出来ますよ!

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アカモノも、今、見ごろを迎えています。ニセコアンヌプリの山頂近くにたくさん生えている植物ですが、エコルの周辺でも、数株生えています。

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遠目にはブタナとまぎらわしい、キバナノコウリンタンポポが咲いていました。

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こちらが本家コウリンタンポポ。どちらも外来種で、北海道に広まるのはあまり歓迎できませんが、花として見た場合、とてもきれいです。この写真には、ハナカミキリも写っています。虫たちにとっても、魅力的なんでしょうね。

他にもまだまだいっぱい咲いていました。この時期、ガスに包まれて、景色は見えないことが多いですが、足元の花を見るにはとてもいい季節です。

私がエコル周辺のお花や植物をご案内する、ネイチャーウォッチング60分コースがオススメです。お手ごろなものからマニアックなものまで、何でもご案内致します。

今年はまだお客様は少ないながら、ネイチャーウォッチングを申し込まれる率が高くて嬉しいです。ニセコにお越しの際にはぜひ、私と一緒に野原を歩いてみましょう。一見、なんてことない原っぱで、色んなものが見られて、楽しいですよ!