ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

自然観察イベントラッシュ! by kiyoshi

| カテゴリ: いろいろ, きのこの話

こんにちは。エコル・kiyoshiです。
私の休日のあと、台風が来てゴンドラが運休になってしまったりで、ずいぶん久しぶりの更新です。
今日は、自然観察イベントが二つもありました!
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一つ目は、環境省が主催する、国立公園の自然を観察するイベントを午前中に行いました。
台風の接近で、一時は開催も危ぶまれたのですが、こんなにいいお天気に恵まれました!
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何度も下見を重ね、資料も準備していただけあって、とても内容の充実した、自然観察会になりました。
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自然ガイド修行中の女性が樹木と森林について、昆虫の専門家の学芸員さんが昆虫や動物のお話を、そして私きのこおじさんが、きのこについて、それぞれの視点から、森の中での生き物達の関わり合いを、実物に触れながら、解説することができました。
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羊蹄山や、半月湖の成り立ちまでも、学芸員さんから解説がありました。面白かったなぁー。
半月湖は、国立公園の、特別保護区なので、決して採ってはいけませんが、きのこもたくさん見られましたよ。
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ムキタケです。おいしいんだけどな?
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この二つのきのこは、同じきのこです。ナガミノクロサラタケというきのこの、不完全世代と、完全世代です。何のことかよくわからないですね(笑)。
このきのこ、黒い棍棒の高さは、5ミリあるかないかです。きのこを観察し始めると、こんなミクロの視点が入ってくるので、面白いです。
今週の初めまで、参加応募者がたいへん少なくて、困っていたのですが、直前の申込みもあり、当初の目標を上回る、26名もの参加がありました。よかったよかった。
二つ目は、エコルでの、倶知安の小学生の自然観察会でした。
午後から雨が降る、という予報だったのですが、幸い雨にも当たらず、歩くことができました。ただ、ものすごく寒かったです!
さすが、地元の子供達は、冬にはスキーでよくエースヒル周辺まで来るのですが、それ以外の季節に来るのは初めてだったようで、とても喜んでくれました。
秋の深まった、エコル周辺のコケの原っぱを、きのこやら変わった植物を探しながら歩きました。
こういった自然観察イベントで、私をご用立てていただけると、売上にもつながって、たいへん嬉しいです。
きのこを通して自然の営みを眺めるのは、とても面白いです。きのこという存在は、じつに様々な生き物をつないでくれます。来年は展示のレイアウトをガラっと変える予定でいます。ニセコでの様々な生き物達による、森を作る働き、その中での案内人として、きのこを位置付けた展示を行う構想を練っています。お楽しみに!
そんなこんなで私がエコルを留守にしている間、エコルはずいぶん賑わっていたようです。今年の営業もあと二日!いよいよおしまいです!ああ?!さみしい?!!