ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

きのこ授業 by kiyoshi

| カテゴリ: きのこの話

こんにちは。エコル・kiyoshiです。
今日は倶知安町の百年の森公園で、小学校の生徒さんたちに、きのこ教室を開きました。
kannsatuRIMG6332.JPG


ここ数日、良い具合に雨が降っていたので、たくさんきのこが出ていました。
今朝も雨が降ったりやんだりでした。まずは、車庫の中で、森でとってきたきのこを観察しました。
きのこのことについて、ある程度お勉強したところで、ちょうど天気も良くなってきたので、森を歩いてきのこの観察をしました。
hatakesimejiRIMG6339.JPG
いくつか、面白いきのこが出ていました。そのなかでイチオシのおいしいきのこが、このハタケシメジです。
地面から生えるきのこですが、菌根菌ではありません。地面に埋もれた木材を分解しているきのこです。このように株になって群生するので、嬉しくなります。
このきのこも面白いきのこです。
tutigakiRIMG6243.JPG
よく似たきのこがたくさんあるので、あまり自信がありませんが、フクロツチガキというきのこです。
この写真は昨日、違う場所で撮った写真ですが、よく似たきのこが今日も見られました。丸い部分が袋になっていて、触れるとてっぺんの穴から煙状の胞子が噴き出します。
その他、きれいなベニテングタケの観察や、猛毒のニガクリタケの味見(飲み込んじゃダメ!)なんかもあり、おお盛り上がりのきのこ授業でした。
総合的学習の時間としては、地域の森林公園できのこや自然に親しむ、というのはとても良いことだと思います。
うっかり、エコルのPRをするのを忘れていましたが、こういった活動で、子供の頃から、身近な自然に関心を持ってくれるといいですね。