ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

きのこ!シーズンイン! by kiyoshi

| カテゴリ: きのこの話

こんにちは。エコル・kiyoshiです。
今朝、イレンカビレッジの森に、きのこの様子を見に行っていて、少し遅刻しました!すみません。
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お目当てはハナイグチ(ラクヨウキノコ)だったのですが、そのきのこはまだほとんど出ていませんでした。


カラマツ林の中を歩き回っても、良いきのこが見当たらないので、あきらめてボリボリだけとって帰ろうと思ったそのとき!何となく足を向けたトドマツ林で、このきのこを見つけちゃいました!
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やおらテンションが上がって、夢中になってしまいました。
このきのこはモミタケ。ものすごく美味しい、というきのこではないですが、歯ごたえが良くて、美味しいきのこです。でかいです。
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その横に入っているのはナラタケです。北海道では「ボリボリ」の名前で親しまれています。これはとても美味しいきのこです。
今日はエコルでもガイドが2件、入りました。ササ藪の中のきのこスポットでは、小さいきのこがいくつか出ていました。
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カバイロツルタケ?ツルタケ?どちらかです。かわいい形をした、テングタケ科のきのこです。ダケカンバの菌根菌です。
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地面を丹念に見ていると、髪の毛のような物体が地面を這っておりました。ところどころ空中に頭をもたげています。これはおそらく、何かしら菌類の「根状菌糸束(こんじょうきんしそく)」というものです。ナラタケがよく、こういった組織を作って、分解できるものを探しています。動物の毛かな?とも思いましたが、やけに長いのと、枯れ枝に入り込んでいる点、ところどころ枝分かれしている点、などから、動物の毛ではないことが分かりました。
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何か分かりませんが、こんなかわいいきのこも、コケの中に生えていました。クヌギタケの仲間かな?アシボソタケの仲間かな?
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おなじみのウラムラサキも、たくさん生えています。このきのこは、背景にあるような、裸に近い乾いた地面に生えていることが多いです。
ラクヨウキノコはあんまり見られなくて残念でしたが、ニセコの森ではきのこたちが活動を始めましたよ!じっとしていられません!