ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

新しいランみっけ! by kiyoshi

| カテゴリ: じみな植物, 樹木の話, 花の話

こんにちは!エコル・kiyoshiです。
今日も雨。とくに午前中は強い降りでした。こんなに雨ばっかり…今年は一体どうしちゃったんでしょうか?
せっかくの連休ですが、この雨では…。でも、グランヒラフにお越しのさいには、ぜひゴンドラに乗って、エコルに遊びに来てくださいね。雨の日でも、ニセコの自然を堪能できますよ。
さて、今日は午後遅くにコケの原っぱに出てみたら、まぁーいろいろあるわるわ。毎日こんだけ歩いていても、新しい発見や、面白いものがあって、飽きないです!
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このたいへん地味なお花。これが本日の新発見です!
この手の緑色のランは、たくさん種類があって、なかなか識別が難しいです。一見して、「キソチドリ」の仲間だな…というところまでは判りますが、その先は図鑑と格闘することになります。
この子は、花に苞のような葉っぱのようなものがあるので、おそらく「ミヤマチドリ」です。
この辺りに20株ぐらい確認できました。不覚!いくら地味な花とはいえ、今まで気が付かなかったなんて!いやー、気づいてないだけで、まだまだいろいろあるんだろうなー。
コケの原っぱを歩いていて、こんなのも目を引きました。
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イヌコリヤナギの若葉って、こんなにピンク色なんですね!可愛いです。
こちらのヤナギも。
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若葉が赤くて、きれいですね。
じつはヤナギの類もたくさんあって、識別が大変です。マジメにやるなら、幹の皮をむいて、材木部分に隆起線があるかを見たり、なんやかんやと煩雑です。多分このヤナギは、「キツネヤナギ」。そういうことにしといてください(笑)。
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ヨツバヒヨドリが、もうじき咲きます。花の色の変異も大きいですが、この子は葉っぱもいろんな色があります。
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スギゴケの蒴の先端に、水滴がひっついていました。表面張力でしょうか。落ちそうで落ちない状態です。夥しい数のスギゴケの蒴に、水滴がぶら下がってて面白かったです。
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そして今日は空がにぎやかでした。この写真では絶対判らないと思いますが、イワツバメとアマツバメが鳴き交わしながら、たくさん空を舞っていました。
イワツバメは、エコル周辺で(今年は例年に比べ、少ないですが)よく見る、小さなツバメです。それに比べてアマツバメは、ずっと大きく、飛ぶのも非常に速いです。アマツバメは、一生のほとんどをと空中で過ごすそうです。睡眠も飛びながらだとか。危なくないのか?!
いやはや、面白かった。こんな日でも、外に出てみるもんです。