ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

ガスの日でも。 by kiyoshi

| カテゴリ: じみな植物, 花の話

こんにちは!エコル・kiyoshiです。
今日は予報に反して、エコルは一日、濃いガスに包まれておりました。
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上がってこられたお客様は、景色が見られなくてがっかりしていましたが、こんな日こそ!私とともにコケの原っぱを歩くと、意外な楽しみに出会えます!
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ノウゴウイチゴの葉っぱについた水滴が、きれいですね!
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ヤマハハコは、花が咲くまではまだ少しかかりそうですが、白い葉っぱが露を受けて輝いています。
今が見ごろの花が、いくつかあります。
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アカモノ!満開です!
かわいい花ですね。私はこの花を見ると、イチゴミルクあめを連想してしまいます。
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ツツジっぽくないツツジの仲間、オオバスノキも、満開です。
この木の下には、こんなのが落ちてました。
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下に落ちたオオバスノキの花が、緑のお皿の上に盛り付けられた和菓子みたいです。
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タニウツギも、咲いています。毎年刈られてしまうので、大きくはなれないですが、このサイズで頑張ってます。盆栽みたいです。
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マルバシモツケのつぼみが、大きくなってきました。もうすぐ咲きますね!またこの葉っぱはよく水玉を作るので、今日みたいな天気の日には、ひときわ美しくなります。
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こんな、なんて事のなさそうなコケの原っぱにも、歩いて見なければ見えてこない美しいものがワンサカあります。
今日は2組のお客様をご案内しましたが、とても喜んでいただけました。うち一組のお客様は、鳥を見にいらしたそうなので、このガスを残念がっていらっしゃいました。でも、ガスの中、にぎやかに鳴いている鳥たちの声から、その正体を探るのも楽しんでいただけましたよ。
ガスの日には、植物達がとてもみずみずしい姿を見せてくれます。そして立ち込める霧には、コケの原っぱを幻想的な雰囲気にしてくれる演出効果があります。こんな日こそ、ガイドと一緒に野原を歩くと、楽しみが倍増しますよ!