こんにちは！エコル・kiyoshiです。
いま、わたくしは今年の展示を作るのに脂汗を流しておりますが（？）、先週の土曜日、エキノコックス駆除の為、鏡沼やそのへんを歩いてきましたのでその模様をご報告します。

キングベルのあたりから見た、ニセコアンヌプリです。白いですね！まだまだ滑れそうです。

この辺りから花園第三リフト乗り場までは、雪の上を歩きました。
春になると、キツネの食物の中でのネズミの割合が高くなってくるらしく、ベイト撒きのシーズンイン！！となります。
虫下し入りのベイト（えさ）を食べたキツネは、お腹の中からエキノコックスがいなくなります。
キツネのフンと一緒に排出される、エキノコックスの卵の供給が立たれると、エキノコックスに感染していないネズミも増えていきます。
きれいな体になったキツネがこの地域に居付いてくれることによって、この地域がクリーンに保たれます。なんてステキな取り組みでしょう！！

この時期の鏡沼は、咲き競う花の面影もなく、いつにも増して静かでした。
そんななか、木道脇に見慣れないものを見つけました。

何かのつぼみです。恥ずかしながら、あとで図鑑を見るまで何なのかわかりませんでした。

咲くとこんな感じ。ツクシに似たこの様子から、トクサの仲間なのかなー？でも、トクサはシダ植物だから、こんな花っぽい花はつけんわな…？なんていろいろ思いながら図鑑をめくっていましたら！なんと！
ワタスゲの花でした！
鏡沼や神仙沼といえば、あの白いポヨポヨのワタスゲですが、よく考えたら、あれって種子の綿毛なんですよね。今回、花は始めて見ました。そう言われてみれば、何となく面影があるような、無いような…。
あー、お恥ずかしい。でも、いつもと違うタイミングで、行きなれた場所に行ってみるのも、面白いですね。
鏡沼周辺にも、たくさんキツネのフンがあったので、しっかりベイトも撒いておきました。キツネ達！しっかり食べてくれ！おいしいぞ！