ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

エコル2008終了?!! by kiyoshi

| カテゴリ: いろいろ, じみな植物, その他, 樹木の話, 花の話

こんばんは!エコル・kiyoshiです。
今日で今年のエコルは終了!です。さーみーしーいー!
去年もおととしも、オープンの日と最終日は、強風でゴンドラがストップする、というジンクスがあったので、今日がこんなにいい天気になってくれて嬉しいです。
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連休最終日という事もあり、多くのお客様で賑わいました。
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その分ゴンドラが混雑して、揺れたりして大変だったようですが・・・。酔ってしまわれたお客様には、大変申し訳なく思います・・・。
エコルの周辺では、植物たちが冬支度を始めています。おなじみの連中の姿を紹介します。


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ダケカンバは潔く葉っぱを落としました。白い樹皮が美しいです。
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ササの緑の山肌にダケカンバの白い幹が際立ちます。これから訪れる、白い季節を予感させます。
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ヒカゲノカズラも、胞子を飛ばし終わって、あとは雪の布団が降りてくるのを待つばかりです。ヒカゲノカズラは、冬の間も緑色を保ったまま、春が来るまでお休みです。
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マイヅルソウの実は、これ以上ないくらい、赤味を増しました。おいしそうなんですけど、おいしくないです。なんででしょうね?この味を好む、鳥だか何だかが、いるんでしょうね。
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さすがのヤマハハコも、花は終わって、天然ドライフラワーになってしまいましたが、この「ブタナ」だけは、最後まで花を咲かせていました。たいしたもんですね。
ニセコの生き物たちは、全ての生き物に平等に、必ず訪れる「冬」に備えて、一生懸命、準備を整えています。
今日ここを訪れたお客様の中には、普段の生活の中では、季節の移ろいや、今という時間を一緒に生きている生き物たちの息吹を感じることなく暮しているかたもいらっしゃるでしょう。でも、このニセコの自然に触れることによって、そんな自然の営みを直に感じていただけたら幸いです。
われわれ自然ガイドは、そんな自然の姿の「通訳」をすることができたらいいなと思っております。
今年のエコルは今日でおしまいですが、ぜひスキー場としてのニセコにお出でになった際にも、ニセコを取り巻く風物や、生き物たちにも思いを馳せていたただけたら、より楽しみが深まることと思います。
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今年も多くのお客様にエコルにおこしいただきまして、ありがとうございました。また多くの皆様のご協力、感謝しております。来年も、6月中ごろにオープン予定ですので、今後ともよろしくお願いいたします!
(エコルブログは、たまーに更新していきますので、たまーにチェックしてみてくださいね!)