ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

いろんなツツジ。 by kiyoshi

| カテゴリ: その他, 樹木の話

こんにちは!エコル・kiyoshiです。
今日は午前中はなんとかもったのですが、午後には雨になりました。
エコル周辺では、ツツジの仲間が紅葉していて、きれいです。
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足元を彩る、これら小さい木々たちには、実はツツジの仲間が多いです。


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これはおなじみハナヒリノキ。いちばん派手な色をしていて、わかりやすいです。
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花や実がついていないので、わかりにくいですが、ムラサキヤシオです。多分。
花はその名のとおり、どぎつい紫色をしていますが、この、なんとも言えず控えめな紅葉加減が、ムラサキヤシオな感じです。(どんな感じだ?)
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これも花や実がついていないので、判別はビミョーですが、おそらくコヨウラクツツジです。コヨウラクツツジは、もう少し山を登ったところに、たくさん生えています。来年、もし花が咲いてくれれば、はっきりします。あ、でもここは毎年刈られちゃうところなので、花を咲かせることはずっと無いかも知れませんね…。
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ツツジらしくないけどツツジ科なのが、このアカモノです。まだ咲いてます。大丈夫なんでしょうか?
そのほか、シラタマノキとイソツツジというツツジがエコルの周辺にはあります。意外にたくさん種類がありますね。
今日エコルにいらっしゃった農学博士さんに、シベリアの林床の写真を見せていただきましたが、そこには見慣れたコケやイソツツジなんかがいて、面白かったです。ありがとうございました。
あと、今日コケの原っぱで、鳥の声がしたので観察してみると、シマエナガとシジュウカラの混群が来ていました。全部で20羽以上いたでしょうか。しばらく見ていると、ちょうど通り道に私が立っていたらしく、私のほうに向かって群れが飛んできました。手を伸ばせば触れそうなくらい近くを、たくさんの鳥たちが飛んでいきました。面白かったです。
ところで昨日の倶知安きのこ調査は、9月としてはこの5年で最も寂しい結果となりました。
ハナイグチと、キンチャヤマイグチだけはそれなりに出てましたが、それ以外はほとんど見られませんでした。例年なら、この9月の調査が一番、きのこたちがにぎやかで面白いのですが…。残念。
今日の雨と、これからの冷え込みで、これまでの分を挽回してくれるでしょうか。がんばれ、菌類!