ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

やっと出た! by kiyoshi

| カテゴリ: きのこの話, 虫の話

こんばんは!エコル・kiyoshiです。
今日も雨降りでした。北海道に梅雨はない、とはいいながら,毎年この時期はすっきりしない天気が続くような気がします。
こんな天気だとほとんどお客さんも来ないので、ガイドに使うコースの草刈りに行きました。すると…!
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見慣れない、黄色いきのこが!何だろう!?
傘の表面にイボイボがあり、柄には大きな膜質のつば、そして根元につぼの名残のようなものがあることから、テングタケ科のきのこであることが判ります。テングタケ科は、毒きのこが多いので要注意です。
傘に付いたイボイボから、最初はベニテングタケの黄色型かとも思いましたが、柄が白くないのが気にかかります。
図鑑でちゃんと調べると、柄が黄色くて、根元がふくらむという点で、「コガネテングタケ」で良さそうです。やっぱり毒きのこ!ひいい!
去年はこの場所でこのきのこは見られませんでした。地下の菌根たちの世界では、さまざまなドラマが繰り広げられているのでありましょう。
そして…悲しいお知らせが…
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アイヌキンオサムシくんが、死んでしまいました。
彼は今、標本として生まれ変わるべく、乾燥されているところです。
飼育って、難しいです…。
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雨はもう充分です。明日こそ、晴れて欲しいものです。