ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

冬に向かって… by kiyoshi

| カテゴリ: いろいろ

こんばんは!kiyoshiです!
いまはキングベルやエースヒルの開店準備をしています。紅葉は日に日に下のほうへ下がっていってます。
今日は大気が層になって分かれてました。
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大気中の湿度が違うと、光の屈折率が違うから?それともただの「靄」?何かよく分かりませんが、面白かったです。
いまのエースヒル周辺の様子を紹介します。


最近ゲレンデの中をこの子がうろうろしています。
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キタキツネ。夏の姿と比べて毛がふさふさしています。かわいいですね。
今時期、山間をドライブしているとよく見かけます。よほど人に慣れているのか、車に近寄ってきます。ついつい餌でもあげてみたくなる気持ちは分かりますが、そうすることはキツネの為にはなりません。人間との距離が不自然に近づいてしまうと、いろいろお互いに不幸なことがおこります。車を恐れなくなって交通事故を起こすこともあるでしょう。人里に近づいて、ごみや農作物にいろいろいたずらしてしまうこともあるでしょう。キツネの糞にはエキノコックスという、人間にとっては致命的な寄生虫の卵が入っている場合があります。自然のものは自然のままに。そっと見守りましょう。
ゲレンデに現れる動物といえば、先日エゾシカがゲレンデ内で目撃されました。驚きです。ニセコでは雪が深すぎて越冬はできないはずです。この時期にこんなところをうろうろしているなんて、ほんとに驚きです。エゾシカさんも、増え始めると爆発的に増えるそうですから、人間の世界との関わりが難しい動物です。…でもちょっと見てみたい気はします。
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さて、私の好きなヒカゲノカズラくんはどうなっているか、探してみました。胞子穂はすっかり胞子を飛ばし尽くして、古い歯ブラシみたいになってました。この部分は役目を終えた為、この冬で枯れ落ちますが、地面を這っている緑のゲジゲジ部分は雪の下でも緑色を保って、遠い春を待つようです。頑張れ、変なシダ!