日本ハーモニーリゾート株式会社
「安全報告書(2009)」
ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ花園エリア
- 花園第1クワッドリフト
- 花園第2クワッドリフト
- 花園第3クワッドリフト
- ※平成20年11月に国内初のギャラリー付(フード)サンキットを初心者や子供向きとして、全長60m 1基・123m 1基を導入しました。

1.利用者の皆様へ
日頃よりニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ花園エリアをご利用いただきますとともに、索道事業に対するご理解をいただきまして誠にありがとうございます。
当社はスキー事業理念におきまして、お客様の安全確保を第一に掲げ、法令の遵守とともに安全輸送に最大限に努めております。
本年度は早めの降雪により、お蔭様で数多くのお客様にご来場を頂きましたが昨年同様に安全運行・安全確保に努め、年度営業を終了いたしました。
来年度につきましてもご来場頂いた皆様が安心してご利用して頂けるよう、全社一丸となって輸送の安全確保に努める所存でございます。
本報告書は鉄道事業法に基づき、輸送の安全確保のための取組みや安全の実態について、自ら振り返るとともに広くご理解を頂くために公表するものです。
日本ハーモニーリゾート株式会社
代表取締役 コリン・リチャード・ハクウォース
2.安全基本方針
当社のスキー場事業理念の第一は安全確保です。「安全基本方針」を次のように掲げ社長以下従業員全員に周知、徹底しております。
- 1)一致団結して輸送の安全の確保に努めること。
- 2)輸送の安全に関する法令及び関連する規定(本規定を含む)をよく理解するとともにこれを尊守し、厳正、忠実に職務を遂行すること。
- 3)常に輸送の安全に関する状況を理解するよう努めること。
- 4)職務の実施に当たり、推測に頼らず確認の励行に努め、疑義のある時は最も安全と思われる取扱を行うこと。
- 5)事故・災害等が発生したときは、人命救助を最優先に行動し、すみやかに安全適切な処置を行うこと。
- 6)常に問題意識を持ち、必要な変革に取り組むよう努めること。
3.索道運転事故発生状況
- (1)索道運転事故
平成20年度について、索道事故の発生はありません。
尚、過去5年間も索道事故の発生はありません。 - (2)災害(地震・暴風・豪雪など)
平成20年度、災害による運行停止はありません。
尚、強風による運行停止は安全確保のため状況により実施いたしました。 - (3)インシデント(事故の前兆)
平成20年度国土交通省へのインシデント報告はありません。
4.安全確保のための取組
- 1)安全重点政策
当社では、安全重点施策として年間、中期、長期の整備計画を作成し実行しております。今年度の政策については、下記の通りです。
①第1クワッドリフト→高圧ケーブル改修工事、各支柱脱索検出装置交換、山麓
・山頂場内電気 保安装置交換、減速機オーバーホール、
山麓・山頂ユニバーサルジョイントクロス交換。
②第2クワッドリフト→減速機オーバーホール ・ 握索機オーバーホール58台
③その他 →通常整備による索受装置点検整備、搬器点検整備、予備
原動保守点検整備監視カメラ保守点検整備、消防設備保
守点検整備、電気設備保守点検整備 関係も実施いたしま
した。
平成21年度につきましては、下記の通り整備作業を予定しております。
①第2クワッドリフト→緊張滑車ベアリング交換、各支柱脱索検出装置交換、山
麓・山頂場内電気部品(リミットスイッチ、近接スイッチ
等)交換
②第3クワッドリフト → 緊張滑車ベアリング交換、各支柱脱索検出装置交換、山
麓・山頂場内電気部品(リミットスイッチ、近接スイッチ
等)交換緊張油圧シリンダーオイルシール交換、握索機分
解点検整備(85台) - 2)人材教育
当社では、お客様の安全確保に役立つよう、毎年数名を北海道索道協会の行う研修及び各メーカーによるテクニカルセミナー等を受講させ知識の向上に努めています。 - 3)訓練
毎年スキーシーズン前に索道事故や災害等を想定した救助訓練を実施しております。
今年度は、シーズン前の12月4日にクワッドリフトの救助訓練を季節従業員を含めた索道係員に対し実施いたしました。また、予備原動機の運転による訓練も行いました。


5.安全管理体制図
- 平成18年10月に「安全管理規程」を制定し、社長をトップとする安全管理体制を構築しております。
この組織の中でそれぞれの責務を明確にした上で安全確保に努めております。
尚、各管理者の役割は下記の通りです。
| 社長 | 輸送の安全確保に関する最終的な責任を有する。 |
| 安全統括管理者 | 索道事業の安全確保に関する業務を統括する。 |
| 索道技術管理者 | 安全統括管理者の指揮のもと、索道の運行管理、索道施設の保守管理、 その他技術上の事項に関する業務を統括する。 |
| 索道技術管理員 | 索道技術管理者の指揮のもと、索道技術管理者の行う業務の補助する。 |

6.終わりに
安全管理規定に則り、安全の確保を第一に掲げ、努力してまいりました。
来シーズンもお客様が安全・安心・快適にご利用頂けます様、設備の充実、整備、運行管理等を実施し、安全で快適な索道運行を目指すよう、努力いたします。
この報告書を今年度の安全報告書とさせて頂きます。





