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春?

2010年02月25日

積雪315cm、気温?1℃
春の風でしょうか
温度計が、なんと、プラス?!
DSCF1147.JPG


「ファミリーは常夏ですよ」と?藤隊員
黄砂なのか、湿気なのか
板は滑りません、ブレーキが掛かります
で、ワックス台は
始業点検から帰ってきた隊員たちの列(笑)
DSCF1150.JPG
昨夜はナイター当番でした
最終パトロールで2カベを降りていると
コブの中に人影が…
危うく見落としてしまいそうでした
スノーボーダーが板を片手に
お尻で滑り降りています
大丈夫ですか??ケガ?
はい、肩を脱臼してるかも
一緒に同じラインで最終パトロールしていた隊員が
もう降りてしまって下に見えました
はっきり言って、焦りました
もう上には誰もいません
肩を触って確認したら
確かに脱臼っぽい・・・
ケガ人の人が
「無理して這ってでも自力でそーっと降ります」
そんな気持ちを汲んだ上で敢えて
「ボートでおりる?」と打診してみました
「いや?…、大丈夫です
自分で降ります、このまま行けます」と言います
確かに上に上がってボートを取ってくる間に
痛みが増してくることは目に見えています
じゃあ少し降りてみようか!
酷ですが、お尻で少し降りてみてもらいました
あっ、ゆっくり、ゆっくり!
あーー……!!
やっぱり危ない!ダメだわ
カベ下から見ていた花園パトのY富隊員が
ここからボートを引っ張って上がるからと
無線を入れてきました
私は、そのときハッと気づきました
救急道具一式を持っていなかったのです
恥ずかしいやら、情けないやらで
泣きたい気分でした
持っていたナイロン袋に雪を入れて
声を掛けながらケガ人の肩を冷やし
ボートを待つだけ
Y富隊員はアッというまに2カベ斜面中腹へ
下から超重いアキヤボートを引いて到着
「ケガ人が出たら、すぐに知らせなきゃ!」
私は彼に叱られました
Y富隊員から三角巾を借りて腕を固定
急斜面のコブの中で
2人でケガ人をボートに乗せました
照明も落とされた硬くて深いコブの中を
私はケガ人の板やゴーグル等を持って
彼は一人でアキヤボートを引いて
急斜面を搬送して行きました
私は完全に気が緩んでいました
寮に帰って酷く落ち込みました
きっとカミサマが残りのシーズンのために
私に喝を入れてくれたのだと考えましたが
やっぱり今日は引きずってショボンです…(笑)