こんにちは。エコル・kiyoshiです。
今日は強い雨が降りました!
標高の高いエコルでは、ひと雨ごとに、確実に気温が下がってきています。
ツタウルシなんかも、紅葉したオレンジ色の葉っぱが目立ちます。秋ですねー。
秋といえば・・・?
そうです、きのこです!
エコルの前のダケカンバの根元には、いろいろなきのこが生え始めました!
黄色いきのこ、コガネテングタケです。
この子は毎年、ダケカンバのまわりで見ることができます。コケの原っぱの中に生える、ハイイロサカズキタケと並んで、エコルを代表するきのこの一つかもしれません。
ドクベニタケっぽい、ベニタケ科の何だかわからないきのこ。
傘の控えめなピンク色が、かわいいですね。
こちらはおなじみのツチカブリさんです。
エコルのガイドを経験された方には、このきのこから染み出る乳液をなめさせられた(笑)方も多いのでは?
毒はありませんが、その日いちにち、舌がビリビリしちゃうほど、辛い味がします。
そういった体験も、ガイドと一緒だからこそ、安心して体験することができます。
栃木県民のソウルフード、チチタケも、発生が始まりました。
でも、今年のチチタケは何だか小さいです。
豆つぶみたいなサイズですが、傘を割ってみると、ビックリするくらいたくさんの乳液が染み出てきました。
こちらの乳液は辛い味ではなく、わずかに渋みがあります。火を通すと、これが旨味に変わるというから不思議です。
枯葉から生える、すっごく小さいきのこ。ハイイロナメアシタケの近縁種です。
枯葉も、こんな小さなきのこが分解してくれるから、土になることができるんだ、と、きのこの果たす役割のスゴさを改めて感じ取ることができました。
今日の大雨で水分が供給されましたから、エコルの周りでは今後さらに、いろんなきのこが顔をだすでしょう。
きのことの一期一会を見逃さないように、しっかり見ていきたいと思います!