こんにちは。エコル・kiyoshiです。
エコルの前の原っぱでは、初夏の花が咲き始めました。
フランスギク。今年もたくさん咲いてます。
外来種ですが、白と黄色の、清潔感のある配色がとてもきれいな花ですね。
ハクサンチドリは、少し、色が淡くなってきたようです。
もっとたくさん咲いてくれたらいいのにな。おととい、大谷地の駐車場の脇で、群生しているのを見ました。
ヤマブキショウマも咲き始めました。
この花が咲くと、夏が近いと感じます。
ヤマブキショウマの花は、花粉や蜜がおいしいのか、いつも虫たちで賑わっています。ハナカミキリやアブが多いのですが、そんな虫たちを狙う、クモやジョウカイボンも、よくいます。
ヤマブキショウマの葉には、こんなのもいました。多分、アゲハチョウの仲間の幼虫だと思います。もう少し大きくなると、特徴がはっきりしてくるでしょう。鳥やハチに食べられなければ、大きくなった姿が見れますね。
エコルの前のダケカンバの枯れ木では、ノビタキがとてもきれいな声でさえずっています。
鳥たちは、いま、ニセコの野山でたくさん発生している虫たちをエサに、子育てに励んでいます。巣立った雛たちも、たくさんの虫を食べて、大きくなります。他の季節には、花の蜜や果実を食べている鳥たちも、子育ての時期だけは、虫を食べます。
北国には、春から夏にかけて、やわらかい葉っぱがたくさん生えるので、たくさんの虫が育ち、その虫をえさにするために、南の国からたくさんの鳥たちがやってきます。虫がいるから鳥がいて、鳥がいるから、秋、木の実を鳥が食べて、やがて森となるタネをまいてくれます。
よくできてますねー。