こんにちは。エコル・kiyoshiです。
今年の秋は天気に恵まれませんね。昨日なんて、雨と強風でゴンドラが運休してしまっていましたが、今日はようやく、ゴンドラから少しだけ、紅葉している木々が見られました。
ゴンドラからは間近に、赤く紅葉を始めたハウチワカエデやナナカマド、黄色く色づくアカイタヤなどを見ることができます。まだ紅葉は始まったばかりで、来週くらいが一番きれいなのかな?と思いますが、今年のサマーゴンドラの営業は、あさって10月10日(月)で終わりです。
今日、エコルの周りをガイドして、見られたものを少し紹介いたします。
スギゴケの原っぱに、ようやくホコリタケの姿が現れました。
今年は森の中に、きのこの姿が非常に少なくて、なんだかテンションが上がりません。いつもならこの時期、ふもとの森にモミタケやベニテングタケがたくさん生えるのですが、今年は少ないですね。
エコルの前のダケカンバの周りにも、例年なら見られるきのこがほとんど無くて、かわりにこんなきのこが生えていました。クリタケの仲間で、アシボソクリタケ(食不適)です。
原っぱに、アマガエルがいました。見事な保護色です。カエルというと、水辺の生き物という印象が強いですが、森の中で越冬することが多いようです。森の中の地面にもぐって、じっと冬を過ごします。
そのほか、エコルの周りでは、鳥たちの姿も見られました。アカゲラ、コゲラといったキツツキや、ジェーと鳴くミヤマカケスなどがいましたね。
明日も天気は良いようです。天気さえ良ければ、気持ちのいい秋の一日がエコルの周りで味わえます。明後日には天候が崩れるという予報ですので、明日が、今年のサマーゴンドラからの眺めの最後のチャンスとなるでしょう。
皆様のお越しをお待ちしております。