こんにちは。エコル・kiyoshiです。
昨日、今日とエコルは秋晴れでした。
ダケカンバを這い登るツタウルシも赤く色づいて、エコルの周りの原っぱは、すっかり秋の雰囲気です。
秋になりますと、花は減ってしまうのですが、野山にはこの時期特有の、美しい色彩があります。
木々や草の緑が色を失う中、スギゴケの明るい緑が、日差しに映えます。きれいですね。
先日までまだら模様をしていたマイヅルソウの実は、かなり赤みが増して、透明感が出てきました。淡くなった葉っぱの緑を背景に、濃く色づく丸い実がかわいいですね。
エコルの前の原っぱには、圧倒されるような紅葉は残念ながらありませんが、パッチワーク状に、小さな植物たちの紅葉が見られます。
これはオオバスノキ。ツツジの仲間で、紅葉が鮮やかです。
スギゴケの中から、ちょっと珍しいきのこ、ハイイロサカズキタケが生えています。例年のごとく、列を作って生えていますが、今年はなんだか数が少ないような気がします。
ハイイロサカズキタケは、小さいうちはこのように灰色ですが、かさが開くとだんだん茶色を帯びてきます。
ダケカンバの根元には、カバイロツルタケが生えています。カバイロって、どんな色のことを言うのでしょう?「ツルタケ」は、灰色の傘を持った、白っぽいきのこですので、「カバイロ」とはこんなような、茶色っぽい色をいうのでしょうね。
秋を迎えて、色彩にあふれるエコル前の原っぱ。ネイチャーウォッチングがまだまだお楽しみいただけます。外を歩くには少し寒いですので、暖かい格好でエコルにいらしてくださいね。