ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

原っぱの秋 by kiyoshi

| カテゴリ: きのこの話, じみな植物, 樹木の話, 花の話

こんにちは。エコル・kiyoshiです。
今日も寒かったです。
風が冷たいので、エコルにお越しの際は、風を通さない上着があるといいですよ。
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朝、お客さんを原っぱのガイドにお連れしました。


コケのきのこは、あいかわらずたくさん生えています。
名前がわからないので、食べるわけに行きませんが、これ食べれたら良いですね。
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ミヤマアキノキリンソウは、まだきれいな花をつけています。もう間もなく、この花も見られなくなると思うと、さみしい限りです。
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ヒカゲノカズラは、たくさん胞子穂を伸ばしていますが、まだ熟していません。例年ならもうとっくに煙のような胞子を飛ばす時期なのですが、日照が足りないのでしょうか、胞子を飛ばしている個体はまだごくわずかです。
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スギゴケのサクは順調に胞子を飛ばしています。このサクはウマスギゴケ(多分)。黄色い煙のような胞子が飛びます。
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マイヅルソウの実は、だんだん色づいてきました。赤みが増してきています。中にはもっと赤い、透明感のある色になってきたものもあります。この実はいったい誰が食べるんでしょうね?鳥でしょうか?
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ツタウルシの葉っぱも赤くなってきました。かぶれるので嫌われ者の植物ですが、この時季だけは、たいへん美しい姿を見せてくれます。
コケの原っぱでは、そのほかにも、ナナカマドやオオカメノキなどの木が紅葉してきています。
花が少なくなって、だんだんさみしくなって来ますが、足元の秋を探して歩いてみれば、なかなか楽しいものですよ。