ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

きのこ登場! by kiyoshi

| カテゴリ: きのこの話, じみな植物, その他

こんにちは。エコル・kiyoshiです。
今日もいい天気。秋晴れ!って感じです。
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午後3時ごろの気温は17度でした。風があったので、体感温度はもうちょっと低かったです。
これからエコルにお越しのお客様は、長袖をお持ちください。
例のササ藪の中のダケカンバの周りには、新たなきのこが顔を出していました!
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真っ白いきのこ。何でしょうね?もう少し大きくならないと、特徴がはっきりしませんが、おそらくベニタケの仲間でしょう。去年、このあたりにたくさん生えていた、「ツチカブリ」かもしれません。もう少し大きくなったら、かじってみましょう。きっと、強烈に辛いはずです。
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この子は多分、シロカノシタ。傘の裏に細かい針がたくさんぶら下がっているのが特徴です。
やわらかいきのこです。毎年、この近辺に出ますね。
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このダケカンバの周りでは、オオカメノキの若い葉の軸が、何者かによって切り落とされています。落ちている葉っぱを見ると、軸が短くなっているので、何者かがオオカメノキの葉の軸を食べているようです。
こんなことをするのはウサギかな?
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そんなウサギやなんかを狙って、キツネもたまに姿を現します。今日現れたこの子は、毛皮がたいへん美しかったです。今年生まれた、若いキツネかもしれません。
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エコルの周りの原っぱでは、ヒカゲノカズラの胞子が成熟してきました。こういう感じになると、指で弾けば、煙のように胞子が飛び出します。なかなか面白いです。
ゴンドラ乗り場手前、ブレイクルーム近くの芝生の上に、こんなのがありました。
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ホコリタケの幼菌です。去年はこのあたりに、見事な菌輪を描いていたのですが、いまはポツラポツラとあるだけです。この子達も、成熟すれば、てっぺんにあいた穴から煙のような胞子を噴き出します。こちらもなかなか楽しいですよ。
秋ですね?。いろんなものが出てきました。明日、百年の森で恒例のきのこ調査を行いますが、今、森では少しきのこ達は休んでいるようです。明日はあんまりたくさんは見られないかもしれません。でも、地味なきのこは、何かかにか出ているでしょう。楽しみです。