ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

おおにぎわい!  by kiyoshi

| カテゴリ: きのこの話, 花の話, 虫の話

こんにちは。エコル・kiyoshiです。
今日は、お盆たけなわ!(?)ということで、エコルもかなり賑わいました。
午前中に一組、午後には二回もツアーに出ました。ありがとうございます!
午前中は天気が良かったのですが、午後にはあっというまに雲に覆われてしまいました。
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いまにも雨が降り出しそうな、ビミョーな空模様です。


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コケの原っぱで、こんな虫を捕まえました。クサカゲロウの仲間です。
体は黄緑、羽根は淡いブルーの、とてもきれいな虫です。
この子は、幼虫も成虫も、、アブラムシを食べるので、ガーデニング愛好者のあいだでも人気者です。
いま調べたところによると、この子達は夜行性で、羽根にはコウモリの出す超音波を感知する器官があるんですって。へえ?。超音波が聞こえたら、身を潜めるのでしょうね。やるなぁ。
そういえばこの子の幼虫も、変わっています。体の形はアリジゴクに似た、大きなツノのある小さな虫なのですが、背中にもしゃもしゃした茂みを背負っています。草むらにいると、見事な保護色で全然判りません。で、その茂みというのが、自分が食べたアブラムシの殻なんだそうです。
そして卵も変わっています。葉っぱの上に、長―い柄がついた卵を産みます。一本の柄に、一個の卵です。それが並んで揺れている様は、かわいらしいです。その卵は、「優曇華(うどんげ)」という名で呼ばれ、縁起の良いものとされています。それが見つかったら、何かいいことがあるそうですよ。
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この花が咲き始めました。白に近いクリーム色の、かわいい花。オオイタドリです。
花はかわいいのですが、体はめちゃめちゃ大きいです。去年、秋に採って、計ってみたら、3メートル25センチありました。ゲレンデではその程度ですが、私が林業やってた山の中では、もう少し大きいのがあったように思います。
倶知安周辺では、「ドンガイ」と呼ばれています。でかいし、繁殖力がすごく強いので、どちらかというと嫌われ者です。花はきれいだし、茎は子供とチャンバラするのに欠かせない、私にとってはお気に入りの植物です。
さて、最近雨が降らないので、コケの原っぱではきのこの発生はみられませんが、ササ藪の中のきのこスポットには、こいつが出てました!
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ダケカンバの相棒、ヤマイグチです!若いうちは美味しいきのこです。
今度雨が降ったら、どっさり発生するでしょう。楽しみです。
そろそろいろんなきのこが出てきます。わくわくしてきました!
変なきのこを見つけたら、ぜひデジカメで写真にとって、エコルにいらしてください。できる範囲で識別いたします。
今年はどんなきのこに出会えるかな?!カモーン!きのこシーズン!