ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

爽やかでした。 by kiyoshi

| カテゴリ: コースの話

こんばんは。エコル・kiyoshiです。
今日は朝、ゴンドラで上がって、上の駅に降り立ったとたん、思わず「寒っ!」と声が出ました。
風が強く、また空気が冷たかったです。もう夏は終わってしまったのでしょうか??
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日中は、日差しは充分あっても、涼しいので、大変心地よい一日となりました。
午前中にのーんびり、2家族混成で自然観察ツアーに出ました。
1組は、私の好きなコケやヒカゲノカズラを自分から見つけてくれるお母さんのご家族と、もう1組はエコルツアー2回目の、虫が好きな子供達のご家族でした。
じーっくり、バッタや植物を観察しながら歩きました。


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マイヅルソウの実もだいぶ赤くなってきました。
もう少し熟すと、赤味を増して、透明感が出てきます。美味しそうだけど、残念ながら美味しくない実です。
そのほか、写真はないですが、いろんなものを見ました。
バッタでは、クルマバッタモドキの幼生、フキバッタ、ヒシバッタ、トノサマバッタ。コオロギの仲間で、イブキヒメギスも、もう見られました。
トンボではアキアカネが、たくさん飛んでました。
花に集まるアブの仲間。これはハチみたいな、鮮やかな色をしているものが多いです。
クモの仲間で、ザトウムシ。長い足を杖のように使って、地面を探りながら歩く様を、座頭市に見立ててその名があります。
ヨツバヒヨドリなどの植物の葉っぱに潜む、ハムグリバエの仲間の痕跡や、ミヤマアキノキリンソウの花にできた虫こぶなどなど。
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一見なんてことのないコケの原っぱにも、いろんな生き物が息づいていて、なかなか前に進みませんでした。
かなり予定時間をオーバーしてしまって、すみませんでした。それでもまだまだ、紹介しきれなかった植物や、生き物の背景があります。
今度はきのこの時期に、また歩きましょう。植物の様子も変わりますし、変わったきのこが見られるかもしれませんね。