ニセコ グラン・ヒラフ

エコル日記

派手なきのこ! by kiyoshi

| カテゴリ: きのこの話, 花の話

こんばんは!エコル・kiyoshiです。
今日は海の日!エコルもにぎわいました。
残念ながら曇りがちで、景色はほとんど見えなかったのですが、ここ数日に比べれば、今日はまだマシな方でした。
二日間ほど例のきのこスポットを見に行ってなかったので、今日行ってみましたらば!なんと!


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こんなに派手なきのこが出てました!
ベニタケ科、とまでははっきりしていますが、ドクベニタケなのか、チシオハツなのか、あるいはそのどちらでもないのかは、決め手に欠けます。おのれ!
「派手なきのこは毒なんでしょ?」とよくお客さんに訊かれますが、派手な色で猛毒のきのこは、「カエンタケ」くらいです。ベニテングタケは、派手で有名な毒きのこですが、そんなに猛毒と言うほどの毒性はありません。猛毒のきのこには、地味なきのこや、真っ白いきのこに、むしろヤバいのがあります。
毒きのこを見分ける法則は、ありません!ひとつ、ひとつ、覚えましょう!
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私が見に行っていなかった間に、もう溶けてしまっているのもありました。
カバイロツルタケのようです。
図鑑では食べられる、と書いてありますが、このテングタケの仲間に手を出すのは、ものすごく勇気が要ります。
先日見えられたお客様で、「腹壊すくらいは中毒のうちに入らない」と豪語して、図鑑に載ってなくても、自分で食べて毒見をしている方がいらっしゃいました。その方は、図鑑には載ってないけど、美味しいイグチを知っている、と言ってました。スゲェなぁ。
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おなじみ、ヨツバヒヨドリですが、葉っぱにこんなスジスジが…!
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去年のブログでも紹介しましたが、このスジは、虫の幼虫が葉っぱの中を食べながら進んでいった跡です。スジは出発点からだんだん太くなっていき、最後のところで、脱出した穴があいています。ハエの仲間に、こういうことをする虫がいるようです。
おまけ。
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ゴンドラからの眺めはこんな感じです。
けっこう高度感があります。羊蹄山が見えないのは残念ですが、山に生えている植物の様子を見るだけでも面白いですよ。
今は、麓の方から花が咲き上がって来ています。ノリウツギやトリアシショウマ、オオハナウド、エゾニュウなどが咲き始め、夏の訪れを告げています。