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♪シール外して、パイプの~~

2013年03月23日

 皆さん、今日もとても良い雪、降っています。悪い子には「サンタさん来ないから!!」とさんざん、言われるまでも無く、ワシラ子供時分には、そもそも、サンタクロースのプレゼントは、紙製長靴に入ったお菓子詰め合わせで、大、中、小の違い程度。そのようなことから、別に悪いことはしていないと思うのですが、春はまだ先ということまで分かりましたよ。でも、昨晩到着した、男性はオランダ出身で女性はベネゼーラから、というカップルには、この時季としては最高のコンディションプレゼントと相成りました。

 では早速昨日に引き続きまして、マップの裏面をご紹介しましょう。

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細かく情報満載されています。恐らく、これから日記アップしても、イメージ程度でしか、お分かりいただけないと思いますので、オッこれはこれは、という肝を抜粋して紹介致しましょう。

 リフト料金はマップ側に記載があったのですが、一回80円です。アルペン山荘の宿泊料金も案内があります。原文のままに、「本館 一泊二食 1,400円(一切込)」「新館 一泊二食 1,500円(一切込)」今の時代でしたら、ランチと生ビール一杯の料金で一泊して、お釣りがくる料金だったんですね。※ 一切込・・お若い方にはチョット不明かもしれませんが、布団、枕が付いている、なんってことではなく、暖房費も含んでいますよ、という意味なんですね。この時代は暖房費別なんっていうお宿もありましたからね。暖房費別と言っても、自分で暖房は用意しなくっても良かったんですよ・・エッ、スキー場に泊まるのに、ストーブ担いでいくのかぁーーーなんって、おおボケかます、父さんがいたかも知れませんがね。

 

 レンタルスキーの案内もありますよ。グラススキーですよ、グラススキー。懐かしいですね。分からない方、分かる方に聞いてください。知っている方が周囲にいらっしゃらない場合でも、グラスから無意味な想像はしないように、グラスとはスキー板の素材ですからね。皮靴と表記あります、革ではなくって皮を使用しているあたりに、当時が偲ばれます・・靴は当然、紐で締める最新式ってヤツだったのでしょうね。それに、スチール高級セットと続きます。分かりますか?このスチールってナニを指しているのかが。私もこの案内読んで、このスチールで痺れましたよ。しかも、高級ときた。スチールを両手にしているスキーヤーは、まるで自分がアルプスの若大将になった気分だったのでしょうね。ウクレレ、ポロロンの世界です。

 

 ここらでズバッと低めに決まったのが「ツアー用シールも用意 一回三百円」泣けますね、この至りにつくせりの配慮には。これは説明しません。しばしのノスタルジーに浸らせていただきます・・・・・

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細長くなってしまいましたが、昨日同様に、スキャナ分割後半です。最後に表記されている「お読みいただき有難うございます」・・・この言葉に、当時のスキー場運営に関わられた先輩たちの、お客様へ向き合う姿の全てを感じました。今、こうした古い資料を見るにつけ、この姿勢でここを開発運営してきた、大勢の方々を大先輩として持てる誇りを私は感じています。この誇りだけは絶対に失いたくない。・・・どうも、私が言うと、真実味に今ひとつ欠けるのは、人徳のなさがそうさせているのだろうな・・まぁ、普段が普段だから無理ないけどねって、ホットケ。適時、昔の資料紹介してまいります。